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武家屋敷&ひよどり坂

 夏でも涼しげな竹林の生い茂るこのサムライの古径は佐倉のひよどり坂です。
江戸時代からほとんど景観が変わっていないと言われています。
緩やかに曲がる坂道には、四ツ目垣、御簾垣、鉄砲垣などが効率的に配され、どこから侍が出て来てもおかしくない雰囲気です。

隣接してこの辺りは武家屋敷跡があります。移築したものもありますが、元々の武家屋敷も残っています

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 河原家は移築したものですが但馬家はそのままの状態で同じ場所にあったそうです。樹齢何百年の木や井戸もそのままの位置でありました。
中に入れるので当時の生活も垣間見ることができとても感動しました。

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 驚いたのはかなり暑い日にもかかわらずエアコンもないのに風通しが良いので中に入るとひんやりしたことです。
窓の位置や部屋の配置で、ある場所に立つと風が吹き抜ける工夫がされています。
外は歩くだけで汗がボタボタの日でしたが、中の心地よさは心も身体もタイムスリップしたようでした。

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 茅葺屋根の茅はカ(上)のヤ(屋)の意味があり屋根を葺く草の総称だそうです。
チガヤ、ススキ、ヨシなどの種類がありこの他にも竹やワラ縄、棕梠縄、杉皮なども用いられました。

旧河原家

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近くの明治時代に建てられた旧平井家住宅では着物のレンタルもやっていて、武家屋敷通りやひよどり坂を着物を着て情緒たっぷりに歩くことができます。


#この街がすき




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