ジャイアニズムの風 (今更ながら審査員を終えて)
めろしゃんのこんな記事から…
皆さんが次々に俳句大会で受賞された記事を読むことはとっても感動します❣️
大会で予選に残れなくても決勝に進めなくても勝手に賞で選ばれることは、審査員賞など公式賞と同じくらい価値のあることだといつも思っています。
審査員には俳句の先生方もいらっしゃいますが、それ以外は皆さんと同じ仲間ですので勝手に賞を出された方が審査員なら公式賞になってもおかしくない素晴らしい作品だったということです。
自分が審査員だったらこれを選ぶ…とおっしゃってる方もいらっしゃいますし、また選ばれた方がその方が審査員だったらよかったのに…などと言う声もよく聞きます。実際私も過去に言われたことがありました。
なので、公式賞に選ばれなかったとしてもそれはたまたまのことで勝手に賞に選ばれることは本当に名誉なことだと思います。
そしてみんなの大会は審査員が選んだ句が予選通過になりますが、必ずしも審査員が上位に選んだ句が大賞になるとは限りません。
大賞は皆さんの投票で決まる句で、審査員が選んだ句はまた別の賞になるわけです。
それは俳句の素晴らしさもありますが審査員の好みもあると思います。
だからこそ毎回違うメンバーの審査員を加えながら運営されていることはとても意味のあることで大会ごとにカラーが変わって楽しいのだと思います。
私は初回のアポロ杯で初めて俳句を作り運良く優秀新人賞をいただきました。
運良くと言うのは予選に選ばれた句は別の句《洗い髪風にまかせて想いける》だったのですが、敗者復活句としてアポロさんに選んでいただきました。
ビギナーズラックです。
その後予選通過したのは沙々杯と十六夜杯だけです。
沙々杯では大賞を取られたかっちーさんと予選で同じブロックでしたので最初から諦めていましたが、審査員まど夏賞をいただいたので公式賞では銀賞でした。
私はこの時が一番嬉しかったです。
大勢の方に選ばれる句はもちろん素晴らしいですが、ひとりでも感動してもらい一番に選んでいただけたことはとても幸せなことでした。
そして前回の十六夜杯では本当にまぐれなことに大賞をいただきました。
この時も予選からダントツ人気の鮎太さんがいらしたのでまさか同点大賞とは信じられない気持ちでした。
スタッフに最後までハラハラドキドキだったと言われましたが当人達は結果が出てから、え?そうなの?と言う感じでした。鮎太さんはお仕事中でしたから仕方ありませんが。
私は俳句を深く勉強しているわけではないので自分では俳句の先生方から選ばれるような句は作れていません。
その私が審査員なんて務まるのかと不安いっぱいでしたが、今回の審査で先生の選句と数句同じ作品を選んでいたことで少しだけ安心しました。
そして何より大賞に輝かれたかっちー雪ん子さんの句を推薦できたことは誇りになりました!
私は何かに感動して作りたい時に思い浮かぶだけなので、お題があったりするとまるで苦手です。俳句幼稚園でもお題ですぐに作られる方は本当に尊敬します。
そんな私でも参加できるみんなの大会はとても有意義でたくさんの皆さんの作品と触れ合うことができる楽しさがあります。
賞を取ることも励みになりますが、それが全てではなく、ひとりでも感動してもらえた、共感してもらえたと言うことに喜びを感じてほしいと思います。
初めての勝手に賞でとても嬉しかった瑠璃星賞
riraさんからは短歌でステキなCanvaをいただきました。
七田苗子さんからも鶴亀杯おお大賞
しろくまきりんさんからは鶴亀杯審査員特別賞 金のくま賞で可愛いトロフィーいただきました🏆
同じ句でめろさんからも審査員亀賞いただきました。
はやしっぷちゃんからもこんなステキな賞状
同じ句でこれでも母さんからきらり賞
慣れない川柳でもステキな賞状をくださったこれでも母さん
そしてこんな身に余る記事まで😭