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森に関わる100の仕事をつくろう

この、「森に関わる100の仕事をつくろう」というタグラインを掲げて2020年にはじまった伊那谷フォレストカレッジ。今年で4年目を迎えます。

この3年間で伊那の風景は少しずつ変わってきています。これまでの3年間で1000人近い方がお申し込みをしてくれて、実際に関われたのは、その1/5くらいの200名くらい。それでも、フォレストカレッジをきっかけに伊那谷に移住してきた人たちがたくさんでてきたり、伊那の森の素材を使った商品開発をする人がでてきたり、実際に林業チームに入った人も何人かでてきたり。

どうして、「森に関わる100の仕事」があるといいんだろう。

僕は、大学時代、農学部で森林科学科とを専攻していました。そこで年輪のことを勉強して、さて就職活動だ、となったときに、森に関わる仕事で求人のあるものって少ないなーとぼんやり思っていました。

誰かの好きや得意と森を掛け合わせて。

森にいろんな人たちの得意が集まったら面白いだろうな、というのが一つです。それぞれの人の「好き」や「得意」が森とかけ合わさったら森は、もっと面白くなる。そして、それはきっと次の希望みたいなものへと繋がっていきます。

森のことや自然に関わりたいと思っている人はきっとたくさんいます。昔の僕もそうだった。そこにいろんな形で挑戦したり、楽しんだり、これまでの森林産業も含めてもっと多様なものになっていくと、「こんなやり方もありかも」と思える人が
きっと増えてきます。

生態系みたいに

森ってやっぱり大きくて、簡単じゃないな、とも思います。たとえば僕たちやまとわが地域材を使いたい、と思っても地域に木こりや製材所がなければ地域の木を使うことはできない。どんな産業もそうですが、そこには産業の生態系、みたいなものがあります。

これは、自然界の生態系とも似ています。自然界でも一つの種が失われると数珠繋ぎに変化が起こります。たとえば天敵のいなくなった生物種が増えたり、それによってその生物が食べるものは急激にへってしまったり。

産業の生態系でも同じで、たとえば製材所がなくなると地域材を使うことはできなくなるし、手刻みをする大工さんが減ると、鍛冶屋さんなどが成り立たなくなったりする。そうやって、僕たちは関係し合いながら地域の文化と自然を保ってきたのだと思います。

だから、いろんな仕事が増えると、そこからまたいろんな仕事が発生してくるのだと思っています。だから森に関わる仕事が増えてほしい。
そうすると、木こりも製材所もものづくりも、観光も、いろんなものがどんどん繋がって価値を作っていけるのだと思います。そこにはいろんな人の関わり白があって、働き口も増えていく。

そんな未来になったらいいなと思って、フォレストカレッジをやっています。

伊那谷フォレストカレッジ2023もおもしろ講師と共に

今年も昨年同様、二つのコースがあります。
1. 森で働く
2. 森で企てる

どちらも超面白いカリキュラム。森で働くコースの方は、実際に森に入り体を動かしてみることを大事にしています。チェンソーを使ったり、木を伐ってみる。そういう体験を通して、森で働くを体感していく。やってみないとわからない。やってみるからわかることがある。森で働いてみたい人も、森で働くのイメージが湧かない、という方も是非エントリーしてほしいです。

森で企てるの方は、森ど真ん中の人や森が真ん中じゃないけど、森を仕事や暮らしに取り入れている講師陣から刺激をもらって、自分達の頭で考えるコース。決してアイデアを出すことが重要なのではなく、自分の琴線を探すことに重きを置いている。
もちろん実際に山にも入って、森の匂いを嗅いだり焚き火をしたりもします。

一緒に、森にかかわる仕事をつくりましょー!まずは気軽にでも。まずは森に出会う場所として。
お申し込みお待ちしています!

お申し込みはこちらのサイトからお願いしますー!

去年の様子はこちからからご覧くださーい!


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