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行ってきました!オペラ「カルメン」ハイライト

Hola! りま野 あるぱか です。1月24日にオペラ「カルメン」ハイライト公演に行ってきました。

J:COM浦安音楽ホールと日本コロムビアとのコラボ企画だったそうです。
出演は、カルメン:高野百合絵さん、ドン・ホセ:大田翔さん、ミカエラ:鈴木玲奈さん、エスカミーリョ:田中俊太郎さん。
演出は田尾下哲さん。

[最終]2021.01.24-チラシ-表-5_page-0001-1-300x427


https://www.urayasu-concerthall.jp/ev_calendar/?mc_id=9429

ちなみに私は、初めての生オペラ鑑賞でした。何を着ていったらいいのか迷いまくり、結局仕事に行くようなニットとスカートでびくびくしながら出かけました。一応それでもセーフだったみたいです(摘まみだされなかったので)。

これは大変なことが始まるぞ

物語はエスカミーリョが語り部になって、彼の回想を追う形で進行。舞台には白い椅子が1つだけ、というシンプルさ。

1曲目『ハバネラ』のカルメンが、パンツスーツにプラットフォームのハイヒールを履いて登場した時点で、これは大変なことが始まるぞ!とわくわく。だってパンツスーツのカルメンですよ?

もちろんその期待が裏切られることはなく、終始スタイリッシュで美しく、インパクトの大きな舞台でした。
白黒映画のように全員の衣装は色味が抑えられているので、ホセが取り出す花びらや、カルメンのドレスの鮮烈な赤にハッとさせられ。
時に存在感の大きさを示したり、時に不穏な空気を表現していた背後に伸びる影の演出も、それ自体が生き物ののようでとても印象的でした。

アホみたいな言い方で恐縮ですが、演出家さんてすごいですね。

そして、シンプルだったからこそ歌や演技のひとつひとつに、より集中して観ることができたような気がします。

美しきカルメン&ホセ

やはり印象深かったのは、カルメンとホセのお二人。

カルメン高野さんはもともとかなり背の高い方のようですが、さらにハイヒールに超ロングヘアで存在感がすごい。この存在感の強調は、ホセ目線なのかな、と思ったりしました。ホセにはカルメンがこのくらい圧倒的で唯一無二の存在に見えてたんだろうな、みたいな。

アマンダ・サイフリッドのようなはっきりしたお顔立ちの美人で、めっちゃ私の好みだわぁ~と感激しました。髪の先まで美しい、なんなら影まで美しい。。。この方がまたどこかでカルメンをやることがあったら必ず行こうと思います。

そしてホセ大田さん。絡めとられるかのようにカルメンに惹かれていき、徐々に崩れていく姿は、とても胸に迫るものがありました。

ミカエラとの『母の便りを聞かせてよ』では、とてもやさしい顔をされていて、甘い歌声と跪くポーズはもうディズニー映画の王子様さながら(うっとり)。ところが、、、まぁラストですよね。凶器を携えた狂気のホセ氏。さっきの王子様とは別人ですか?ってレベルで怖いんですよ。動きが機敏なのがまた恐ろしい。ほんと怖くてほんと最高でした。

ふぉっっ。

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写真もOKのカーテンコール。4人が次々にポーズをとってくれる大サービスぶりでした!

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いま舞台やコンサートに行ってもお客さんはブラボー!とかヒュー!とか絶対に言ってはいけないんですが、エスカミーリョ田中さんがビシッと見得を切ると、会場からは「ふぉっっ。」みたいな押し殺した歓声が上がっていました。しょうがない、あれはカッコよすぎた。

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