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老眼とドラゴンフルーツ
30代後半より「あれ? 文字見えにくくない??」
っと言う事を感じ始めていた。
私は近眼で、普段がコンタクトレンズを利用している。
以前勤めていた職場の先輩方も早い時期からの老眼に悩まされていた。
我思う。 あの職場のライトが原因だったんだろう...と。
当時、夜勤中心に仕事をしいて、夜はライトの明かりを少し弱くした状態の中で文字を見たり書いたりする。
眼への負担は大だ。
先輩方が「手に持った物を見る時、自然と手を伸ばして見てる~」「老眼鏡買おうかな~」
等と話をするなか、私は 自分の文字が見えにくいのは気のせい...気のせい、自分 手を伸ばして物見たりしないし。と自分に言い聞かせていた。
そして ある時気づいた。
文字が見えにくい時、手こそは伸ばさないが 体を後ろにそらしていた!!
衝撃だったね~(笑)
そーきたか自分。
頭使ったねー。
無意識の抵抗頑張ったね~自分。
40歳前に間接照明の国アメリカに渡り、オレンジ色の弱いライトでの生活は私の老眼を更に早めた。
追いかけてくる「老眼」というバトンを受け取らずにここまで走ってきたが、覚悟を決めて受け取ったのが アルパカ40の夏だった。
その年、ダイソーで人生初の老眼鏡とケースを購入した。
これはお守りです。そんな気持ちで購入し、アメリカに持ち帰ってきましたが、今は 最前線 バリバリ現役活躍中です。
と言っても 使うタイミングは レストラン等 暗めのライト下での使用。
だか この数年で 生活に若干の支障を感じる程に視力が衰えた。
年齢を重ねる→目の筋肉も衰える→老眼が進む
遠近両用のコンタクトに買い換えるも、100%改善されることはない。
遠くは見えるが、近くはなかなか焦点が合わない。今では老眼鏡が常にカバンの中に入っている。
自宅にいる時はコンタクトレンズを使わず、メガネで過ごす。
ややこしいな~ と感じるのは、
裸眼では遠くが見えないが近くは今でもしっかり見える。
メガネでは遠くが見えるが、近くは見えにくくなってきた。
コンタクトでは遠くはクリアに見えるが近くは完全にピントが合わない。
三者三様なのだ。
1歳になる娘がいるので、爪を切ったり、耳を掃除する時には 安全の為 集中して見たいのだが、コンタクト、メガネでは まー見えない。
なので 裸眼で見るのだが、極端に近づかないと見えないので、じっとしない娘に必要以上に顔パンチされる。
そんな中で起こった。
果物が乗ったタルトを購入して、数日食べ続けた。最後の残りを食べようとした時、私はコンタクトを使用していた。
タルトの上にのっている果物がくたびれてる様に感じたので、眼を凝らし見るも見えず。
彼に 確認してもらうと...
「OMG! The roots are growing.」
聞くと タルトの上に乗っているドラゴンフルーツの種から根っこが伸びていると言うではないか!!
何という生命力!! 凄くない!! ってか早くない!!
コンタクトレンズ装着中では全く見えず、老眼鏡を取ってきて見るも 見えない。
あ~めんどくさい!! と思いながら コンタクトを外し、ワクワクしながら 裸眼で根っこの伸びた種たちを見てみた。
ん??? 根っこ????
...繊維じゃん。
オイ こら。
根っこじゃなくて ドラゴンフルーツの繊維じゃん。 根っこなんて どれも伸びてねーよ!
あの ワクワク感を返して (笑)
コンタクト凝視からの老眼鏡装着も見えず、それらを外しに部屋に戻り、普通のメガネをかけ台所に戻り裸眼で確認するまでの めんどくさいけどワクワクしていた自分の気持ちを返して!!
根っこが伸びてるなら埋めて育てようと思って、湿らせたペーパータオルの上にドラゴンフルーツを取り分けていた。
悔しいから、果肉から小さな種を取り分けて 根っこが出るかしばらく世話することにした。
タルトは美味しかったから 結果オーライだったけどね。でも 今度はもっと早めに食べきろうって思った。