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堂々とした万引き

日本にいた時は
ほとんど
遭遇することが無かった
万引きの現場を
よく目にします。

…というか
今 住んでるエリアに引っ越してから
見る回数が増えたのかな~

決して
治安がめちゃくちゃ悪い
ってわけではないんだけどね

う~ん…
元旦那と暮らしてた頃は
単純に 
出かける という行為が
ほとんど出来なかったから
遭遇しなかった…のかな?

そう考えると~
人並みの生活が
送れるようになった日々に
感謝だね

おっと
話が逸れましたが…
万引きの現場に
遭遇するたびに

あ~ そうだった
私は今
危険がいっぱいの国
アメリカに居たんだった….と 
再確認します。

今回は
私が遭遇した
万引者達のお話です。

これは
コロナ感染が広がる以前に
出くわした万引き少年の話し。

スーパーの商品を盗み
一目散に 走って逃げていく少年
(少年と言っても 多分高校生くらいの子)

その後を
セキュリティの男性が
追いかけましたが
直ぐに諦めて
店に戻って行きました。

車を止め
今まさに
そのスーパーに入ろうとしていた時
目の前で起こった出来事。

 そのような場に遭遇したのは
始めてだったので
若干の
恐怖を感じましたが

その時  一緒にいた彼が
LAのダウンタウン育ちで
「こんなこと あちこちで毎日見てたよ」

と 言いってきたので
そーか… これは
日常茶飯事的な出来事か…
っという 気持ちになったの。

きっとこの時から
おかしな判断と認識に
切り替わってしまっちゃたのかしら

ってか 
その少年
後半笑ってた
スリルを楽しんでるようにも
やりきったぜ的な感じにも見えたな…
怖っ。

その後
度々目撃する 万引きの現場も 
また ここでもやってるな~
巻き込まれないように 気を付けよ
という気持ちで見ている自分がいます。

でも
 コロナ感染後から
万引きの形が変わってきている気がする。

商品を両手に持ち
堂々と店を出ていく

又は
直ぐ側で 商品を見ていた人が
自動ドアが
開いた瞬間を狙い 
商品を抱えて逃げていく

どちらものケースも
店員は 
その万引き犯を見ているが
追いかけはしないの

店員も慌てる様子もない

パンデミックで
あちこちで
大胆な万引きが
頻繁に発生するようになって

店側の
安全対策が 大幅に変わったのだろうか
それとも もともと
深追いはしないようにしてたのか…

こんな話を
友人と話した際
友人がこんなことを言ってました。

全ての店が当てはまらないだろうけど
 万引き犯をいちいち捕まえないみたい

$1,000 だか $10,000だか忘れたけど
それ以下の被害なら
通報もしないって。

なぜなら
保険でカバーされるから。

なにそれ!?

その話を聞いて 
率直に思ったのが
その言葉でした。

そうね
毎日のように
 殺人や犯罪や危険薬物などが
はびこるこの国で
警察は直ぐに来ない

2つや3つ
商品を盗まれたくらいなら
大したことじゃない…か…

深追いして
命を危険にさらしたりはしない

そう言うことなら
仕方ない….
って思うけど 

でも 
そういう許容を知ってるから
相手も簡単に万引きを犯すのではないか??

大手企業なら
盗まれても 
直ぐに赤字とは
ならないだろうが

個人経営の
お店なら 
たまったもんじゃない

この国が
そういう仕組みで成り立ってるのなら
私 一個人が
納得いかなくても 
何かが変わるわけでもなく
モヤモヤするが
受け入れるしかないのだろう

確かに..
自分が従業員の立場なら
命の安全の為
追いかけたくはない
どんな武器を持ってるか分からないから

あ…
今 思い出した
以前 飲食店でバイトしてた時
チップを盗まれた事があった

防犯カメラで
犯人の特定が出来ないか聞くと
「何のために? 犯人が判ったところで 何になるの」って
店長に言われ
何もしてくれなかった。

何の為の
防犯カメラなん??
って事があったのを
思い出した。

人として 終わってたな あの店長。

つい 先日
買い物に言った時
ジュエリー店の前で
数名の警官に囲まれ
手錠をされた2人の未成年がいた。
側には
ハンマーも落ちていた。

日中堂々と
宝石店に押し入ったのだろう

宝石なら
高く売り飛ばせるはずだからね

だけどね少年よ
それだけ高価な物を置いている店は
セキュリティーもそれなりに
しっかりしている

だが そこは考えなかったのだろう

きっと
ハンマーでショーケースをかち割ったが
店内に閉じ込められて
逃げきれなくなったのだろう

Good job 店員
Good job 警官

この少年達の
これからの人生は続くだろうが
しっかりと
法の下で裁きを受けない。  


人様の物を盗む事に
知恵をしぼるより
自分や周りの人の心を豊かにする事に
知恵をしぼりなさい。

最後まで読んで頂き
ありがとうございます。









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