元ソシャゲ中毒者が語るソシャゲのやばさ
この記事に目を通していただきありがとうございます!
私は現在,とある機械系メーカーで働いている20代社会人です
高校生の頃には部活にも入らずにスマホゲームにはまっており,24時間ソシャゲのことを考える生活を送っていました.
しかし,高校3年生の頃,受験のためにゲームを一切しなくなった時期がありました.そしたら,自分の人生が180度変わりました.
ゲームをやめたいけどやめられない方(ゲーム中毒者)は,ぜひ記事を最後までご覧ください!
スマホゲームを始めたきっかけ
私は中学生のころ,スマートフォンを持っていなく,進研ゼミの付録でついてきたチャレンジタブレットを使ってLINEやゲームなどをしていました.
しかし,このタブレットのスペックは驚くほど低く,複数人からLINEが来て返信しようとすると画面が固まって強制終了し,当時ハマっていたソシャゲを起動するのには5~10分程度かかっていました
今考えると信じられないぐらいゴミスペックですが,当時はウキウキしながらこのタブレットを使用していたのを思い出します
その後,高校生になってiPhone6 Plusを親から購入してもらい,スマホデビューを果たしました.
その際,複数人からメッセージが来てもサクサク動いたり,ゲームが数秒で起動できることに衝撃を受けるなど,チャレンジタブレットとの違いに驚愕しました.
また,高校生になってから新しく友達ができ,その新しくできた友達と一緒に始めたゲームが某ひっぱりハンティングゲームでした.
自分はこのゲームにどっぷりハマってしまい,24時間モ○○トのことだけを考えて生活していました.
朝起きた後はスタミナが完全回復しているため,何かしらのクエストにはいってスタミナを消費.
学校で授業間の5分休憩には何かしらのクエストに挑戦してスタミナを完全回復させない(無駄にしない)ようにする.
授業が終わった瞬間に友達と集まってマルチプレイを少しやり,帰ってからは友達とのマルチプレイに加え,掲示板などを使用して自分のスタミナがない時にもゲームをしていました.
自分は中学生の頃にもDSやWiiなどにはまっていましたが,それとは比較にならないほどに中毒になっていたと思います.
ソシャゲにハマる要因
(1)スタミナ制度
ソシャゲのスタミナ制度は世紀の大発明だと考えています.これだけ人間の意識をゲームに向け続け,熱中させる制度をよく思いついたなと感心してしまいます.
今まで家庭用ゲームに熱中していた場合には,「ご飯を食べ終わったあとにまたやろう」「今日は勉強のために休んで,テストが終わったら思いっきりやろう」などということが(親から言われれば強制的に)できました.
しかし,ソシャゲでそのようなことをすればスタミナが無駄になり,期間限定のクエストなどにも挑戦できなくなります.そのため,時間の制約が効かず,常にゲームのことを考え続ける脳が完成してしまっていました!
ちなみに私の家では,ご飯は親と一緒に決まった時間に食べるルールでした.しかし,このモンスターが降臨しているから,ご飯は後で一人で食べると母親に言い,逆鱗に触れたことが数百回はあります.明らかに実生活に悪影響を及ぼしていますね…
(2)ゲームに終わりがない
ソシャゲは常にアップデートされるため,終わりがありません.
DSやWiiなどの家庭用ゲームの場合,ゲームをクリアすると区切りがつき,そこで一呼吸できる余裕があります.
しかし,ソシャゲは常にアップデートされて終わりがなく,無限に歯車を回り続けるハムスターのようになってしまいます.
(3)マルチプレイが楽しすぎる
個人的に,ソシャゲをやめられない原因で一番多いのはこれだと思います.
マルチプレイをするのが非常に楽しく,自分が辞めると友達がいなくなるのではないかという思いも少しあり,自分はなかなかやめられずにいました
受験のため,ソシャゲをやめてみる
自分の高校は自称進学校であったため,「高校2年生の冬からは受験勉強を始めるのが当たり前」と先生から毎日言われていました.自分は当時マジメ君だったので,自分も試しにスマホゲームをやめてみて勉強しようと試みました.
しかし,アプリを消しては数分後に再インストールするという時間の無駄な作業を数百回は繰り返し,全然ゲームをやめられない日々が続きました.
(これ,ソシャゲ中毒者にはあるあるだと思っています笑)
さすがにこのままではやばいと感じつつも,ゲームをやめることはできませんでした.そのため,とりあえず1週間やめてみて,やめれたらまた1週間はソシャゲをやってもいいとし,とりあえず少しだけでもゲームから離れようと考えました.
そして1週間ソシャゲをやめた後,自分はゲームアプリをすべて消去し,もう2度とソシャゲをやることはありませんでした.
ソシャゲをやめて分かったこと
(1)無意識のうちに多大なる時間を消費していたことに気づく
ソシャゲ中毒者は自分が多くの時間,ゲームに費やしていることに気づいていません
自分はソシャゲを1週間やめてみた際,いつも暇だなーと感じており,自分がいかにゲームに時間をとられていたかを痛感することになりました.
ゲーム中毒者は皆,自分ではそこまでゲームに時間を使っていないと認識しているため,自分の認識とのギャップに驚きます.
(2)他人のことを少しは気遣える人間に成長
今思うと,自分は非常に自己中心的な人間であり,「なんて自分は自己中なんだ!」と思われる行動を多くとっていました.
しかし,後から思い返してみればゲームのことに脳のリソースを奪われすぎており,他人の考えを察する余裕がなかったんですね…
(3)本当の友達だということを認識
自分はゲームをやめたら友達がいなくなってしまうと考え,なかなかやめられませんでした.
しかし,ゲームをやめて切れる友達関係なら,そんな友達はいらねえ!と吹っ切れてゲームをやめました.結局,高校3年生の時にその友達と話す機会は大幅に減りました
しかし,友情が壊れたわけではなく,別々の大学に進学した後でもたまに旅行に行ったりしています.本当の友達というものを再認識した瞬間でした!
まとめ
・ソシャゲはこれまでの家庭用ゲームよりもハマりやすい
・知らない間に多くの時間をソシャゲに費やして後悔している
・ゲームをやめて友達じゃなくなるなら,そんな友達はいらない
ちなみに自分はソシャゲに課金はしていませんでした.しかし,もし課金中毒になっていたらと思うと恐ろしいですね…
以上,元ソシャゲ中毒者が語るソシャゲのやばさでした!