クラプトンの新譜は最高だと言ってしまえる形而的個人論
今年最初の音源購入は、
Eric Clapton/Meanwhile
を購入しました。
もちろんアナログLP2枚組となっております。w
いやあ。
とてもいい。
それ以外の言葉が見つからないくらい
とてもいいのです。
フィルムシュリンクを破って
まずは輸入盤の匂いを嗅ぎ(笑)
ジャケットを開き
ひとしきり眺めた後
インナーケースからレコード盤を取り出し
ターンテーブルにディスクを静かに乗せ、
ゆっくりと手動で針を落とす。
久々の一連の儀式で始まった
久々のエリック・クラプトンのオリジナル新譜の拝聴ですが、
老練さや渋さも増しながらも、
楽曲を制作することや、それを演奏し歌うことに対する
溢れんばかりのパッションと喜びが、
これまでと全く変わらない、
いやそれどころかますます若々しい風情でもってして
このアルバムから溢れ出ているような感じがしました。
なんというか、笑顔になるというか、
元気をもらえるというか、
クリエイトやパフォーミングに対する勇気と喜びと感謝を感じるようなアルバムなんですね。
年齢を重ねたアーティストが表現しうる最高な化学反応を提供してくれてる素晴らしいアルバムだと思いました。
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今年は、昨年末から年始にかけて人生初の入院を経験して、
痛みで気絶するという経験もして、
健康や通常の生活のありがたみを痛感した年始だったわけです。
でも、言い換えれば、
新しい肛門とともに新しい人生が始まったような感覚もあって。笑
還暦過ぎて再開した楽曲制作や動画制作、
ZINEをイラストはじめとしたオリジナル・アイテム制作などの
僕という人間の生きがいやアイデンティティをある意味支えてくれている創作活動そのものへの向き合い方も、
心の有り様や生きる意味合いにおいて入院退院を機に変化した感じもあってね。
そういう門出ともいうべきタイミングで宅配ボックスに届いたこのクラプトンの新譜は、とても今の僕にフィットする素晴らしいアルバムだったんですよね。
今年はヘビロテ確定です。
LPは手に入れたのでiPhone用にサブスクかCDをゲットしようと思います。笑