ジミヘン

人生の深みに入っていく

年を取るってやだな〜と若い頃は思っていた。でも、実際に年を重ねていくと、若い頃よりなんでもが「面白いやん」と感じるようになった。

面白いと感じ始めたのは、30歳を超えてからかもしれない。結婚している女性と、結婚していない女性の30歳の壁は大きく違うと思う。私は、結婚していなかった30歳だったから、29歳の時に心がすごく揺れた。人生このままで良いのか?と見直した時でもあった。30歳になった瞬間に、何かすご〜く重くのしかかっていたものが取れて爽快な気分になった記憶がある。まあ、いわゆる「おばさんへの第一歩」開き直りっていうものかもしれない。色々な人に話しを聞いてみると、結婚して子どもがいる29歳は子育てに忙しくてそれどころではなく30歳を迎えている人が圧倒的に多い。私の場合は、29歳でその大きな壁を乗り越えて良かったな〜と思っている。

私の親は、私に長い間サバを読んでいた。そのせいで、私は今だに親の年齢がピンとこない。まあ、きっと年齢なんてただのナンバーに過ぎないんだと思う。同じ年の人でもすご〜く若い人もいれば、えっ...と思う人もいる。きっと気持ちの問題なんやろう。そして、私の親はいまだに人生を謳歌し楽しんでいるから若い。

年を重ねることによって、何が面白くなったのか?

それは、全部。って、バカみたいな答えだけど、本当に全部が面白い。本を読んでも楽しいし、映画を観ていても楽しいし、勉強するのも楽しいし、音楽を聴くことも、絵を見ることも、人と話すことも、表現することも、踊ることも、なんでも面白い。それは、若い時に見えていなかったものが経験によって見えてくる感じ?例えて言うなら、若い時にはガラスボートに乗って、「うわ〜魚きれい〜」って言ってのが、年を重ねるごとに、シュノーケリングで「魚がきれい〜」になって、そのうち「もっと息止めてられるんちゃうの?」と素潜りをするようになり、素潜りができるようになれば魚を見るだけでは満足できず、モリを持って魚を捕まえるようになり、少し余裕ができてきたらスキューバーダイビングなんか始めて、より深く潜っていく。そしてきっと80歳ごろになったら、潜水艦で深海魚のあたりまでいくんじゃないかと思っている。経験によって、ステップアップしてできることが増えて、そのことによって見える世界が変わってくる。そんな感じ?

音楽を聴いていると、若い時に変なの。と思っていたものが、アレっ、これってめっちゃカッコ良かったんやと気づいたり、逆に若い時にいいな〜と思ってたものが、スカスカの内容に感じたり。そんなことを感じることも面白い。

面白いはいいけど、やらなければならないこともある

それは、貯筋。これだけは、絶対にやらないといけない。と考えている。いや、考えているだけではダメなのだ〜。ライターの仕事は座っている時間が長い。これは絶対にヤバイ!いつか、足腰弱っておばあさんになった時に寝たきりになってしまえば、なんでも面白いとか言ってられない。

一昨日フィットネスの記事を書きながら、いろいろと調べていると、このまま筋トレをしなかったら自分がどうなるのかが目に浮かんできて、急に焦って旦那のダンベルを使って筋トレをおもむろに始めた。おかげさまで、昨日も今日も筋肉痛でしゃがめない。まあ、でもこれも面白い。筋トレは苦しいけど、自分の体が引き締まっていくのを楽しめるようになるまで頑張ろう。

いろいろなことが面白いけど、いつまでたっても自信がない自分ってなんなんやろう....いつになったら、どの段階で自信って持つことができるんやろうね。なんでもきっと奥が深くて、底なし沼のようなものなのかな。だからきっと面白いんやろうな。

ハイ....家族が寝静まったので仕事の続きしよう〜。好きなこと書くのはスラスラ〜っと書けるのにね。スキルアップ目指して頑張りますっ。人生いつまでも勉強です。

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cana
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