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蟹の季節に越前岬「岬茶屋 花のゆめ」を訪れる
福井県といえば越前蟹。11月に入れば蟹漁が解禁され、ズワイガニのおいしい季節を迎えます。また、この時期にしか食べられないのが、雌の蟹です。
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この雌の蟹は、地方によって呼び名が違います。
セコ蟹:福井県、鳥取県、兵庫県
コッペ蟹:京都の丹後地方
香箱蟹:北陸地方主に金沢
これらを食べに福井県を訪れました。
向かったのは、「岬茶屋 花のゆめ」。
漁火街道と呼ばれる、国道305号線を越前岬からずっと北へ進めた、
呼鳥門あたりに、ポツンと1軒だけあるお食事どころです。
駐車場には、川中美幸さんの歌う「越前岬」の歌碑がありました。
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蟹を使ったメニューが多くを占めています。その中でも冬季限定メニューである
せいこ丼と蟹の香ばしい香りにやられる、焼き蟹定食を注文しました。
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新鮮な蟹は、とれたてを塩ゆでにし、少し冷ました状態が一番美味しいと言われていますが、蟹を焼いた時の香ばしさを思うと、焼き蟹も譲れない気持ちになります
。
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せいこ丼は、せいこ蟹一杯を全てと、外子、内子と言われる部分、蟹みそが白いご飯の上に乗せられています。まさに蟹の味なのですが、食感がなんとも小君良くて、一度食すと、また来年もという思いが強くなります。
越前界隈は、予約をしてタグ付きの蟹を出す料理屋さんが多く、値段、混雑を考えると、ふらっとこのまちを訪れた旅人には、ハードルが高すぎます。そんな旅人にも優しく迎えてくれるのが「岬茶屋 花のゆめ」です。
#ご当地グルメ
岬茶屋 花のゆめ
〒916-0301 福井県丹生郡越前町梨子ヶ平2-1