セロリジャム、それは大人への階段。
出社したら一人1個もらうように言われていた頂き物のジャム、
私が出社して残されていたのは、トマトとセロリ。
思ってたのと違った~!
この2つだったら、トマトかな~。と思うも、
ハッ、残り2つ、私が選んで後輩にセロリジャムを残していいの?
嫌いだったら?食べられなかったら?
ここは確認すべきなんじゃないの?
(いろんな人に申し訳ないけど)出社して机にセロリジャムが置いてあったら、私だったら凹むわ~と思うし。(フルーツジャムを想定しているので)
以前上司に選択を譲ってもらえなかったことにがっかりしていたので(笑)、私のポリシーとしては、ここはやはり2択でも後輩に選択権を譲るべきでしょうと思い、聞いてみました。
すると、後輩は「どちらでもいいです。どちらがいいですか?」と、私が葛藤して聞いたことを軽々と聞き返してきました。(なんていい子なんでしょう。)
選ぶ誘惑を抑え、もう一度、「私もどちらでもいいから、Aちゃんはどっちがいい?」と聞いてみました。
そのころにはなんだかセロリジャムに対する愛着がわいてきて、自分では選べないけど、Aちゃんがトマトを選び、私がセロリをもらうというシナリオがベストに思えてきました(笑)。
(案の定?)Aちゃんはトマトを選び、「選ばせてくださってありがとうございます」と言われ、(本当にいい子だ。)
無事?セロリジャムをGET。
その時会社にいた人で食べてみたいという方たちと試食。
形状がジャムで甘くないのかなと思ったのですが、甘かった!
思ったよりふつうというか、イケました。おいしかった。
しかし、これ何で食べるのがいいのか。
私は、サラダに使うのがいいかなと思ってたら、「クラッカーとかにチーズと乗せたらおいしいんじゃない?」と言われ、「なるほど、確かに!リッツパーティしますわ」と食べてみました。
スパークリングワイン、ワインと合いそう。
美味しゅうございました。
結果的に、滅多に食べられないセロリジャムはグッドチョイスだったのでは?と思いました。
私は家庭でも属するコミュニティでも末っ子的存在で譲ってもらうことが多かったんだと今にして思います。
譲ってもらって当然、私は好きなものを選ぶ!と生きてきたのですが、自分が人に譲る大人な対応にチャレンジするきっかけをセロリジャムにもらいました。私としては(笑)。
そして、お味も大人なお味。
私も少しは大人になれたかな?と思いながら、セロリジャムをいただきました。
選べたらやっぱり好きなもの選んじゃうかもしれないけど~(笑)。