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マンモグラフィは痛すぎる

この記事のタイトルを見てうなずいてくれる女性はたくさんいる、と思う。
マンモグラフィはなぜあんなに痛いのか?

先月、人間ドックにいった。30歳になった頃から女性検診、つまり乳がん検診と子宮がん検診も年に1回受けることにしているので、ドックのオプションに付けてもらった。乳がん検診の前日はとても憂鬱だ。「またあの痛みが・・・」と思っただけで気持ちがくじけそうになる。

歯科治療の痛みは、私が子供の頃とは比べ物にならないほど楽になった。麻酔の進化のおかげである。(「音」は、まだ嫌なままだけれど我慢できないことはない。)マンモグラフィには麻酔はできないのだろうか。一度、精密検査を受けることになった時、「これは最新のマンモグラフィなんですよ」と言われて期待した機械は輪をかけて痛みが激しく、本当に涙が出た。「最新の」とは、「激しくつぶしてじっくり診る」という意味だったのだと悶絶しながら泣き叫ぶのを我慢した。「異状ありませんでした。よかったですね。」と医者にいわれても喜ぶ元気がなく、「はあ・・・そうですか」と命からがらつぶやいた。

今どきの胃カメラみたいに、眠っている間に検査が終わればいいのに、と思うが、眠っている間に胸をさわられる、というのはやはりいただけない。部分麻酔の注射でもいいけれど、塗って効く麻酔があれば大歓迎だ。ピンクリボンキャンペーン等、検査率をあげる取組には賛成だし、自分自身も検査を受けてはいるが、やはりあれだけ痛いと尻込みする気持ちはわかる。今年担当してくれた検査技師の女性は「痛いでしょう?ごめんなさいね。」と何度も言ってくれていた。もちろん、彼女のせいではないが、同性として言わずにおれなかったのだろう。

ひょっとしてマンモグラフィの機会開発者や乳腺医はまだ男性が多く、「ははは、女性のほうが痛みに強いって言うから大丈夫ですよ!痛みどめとか麻酔とかすると値段あがっちゃうし。検査効率悪いし。」なんていう意見が多かったりするのだろうか。(勝手な想像ですみません。)「女でなければこんなことしなくていいのに」と思う瞬間を減らすって、結構大事だと思うけど。

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