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目標達成をすることが、全てにおいて正解/正義か?何のために目標を達成するのか?を問いなおしたい



目標を達成するのは、正義/正解だ

皆さんは、このタイトルのように、自信を持って言える目標を追っていますか?
そうしたら、どれだけ幸せなことか。僕もそう今言えたらどれだけいいのだろうか。。。

✅達成する意義は?、なぜ達成したい?、誰のために?、何のために?その目標のために頑張っているのか言語化できている人に僕はなりたい。

「こんなはずじゃなかった。。経営が苦しい状態で結果が出ると言われたから契約したのに。。。これは続けられない。」と泣いているお客様をみた
マネージャーである私の部下スタッフが受注したサブスクの広告で効果が出なかったお客様のクレーム対応でお客様のもとに訪れた僕が、聞いた言葉だ。
その言葉を聞いた僕が、お客様に伝えた言葉は、「自分の決断で契約をしたのだから、経営者として責任を取って頂く必要がある。サブスク型である以上、契約破棄はできない。」
というマネージャーを演じた立場での発言だ。
そして、「僕がスタッフをサポートをして結果を出しますから」といつもの通り加えて死ぬ気で結果を出すように努力すると約束して説得をする。
個人的には、それが会社の商材と、契約、私ができる最大限の回答だったと今でも思うし、マネージャーという立場として正しい回答だったとも思う。

心の底は違った。僕が感じたプロダクト設計となんのための組織か?

上記のような経験は、過去に何度かあり。私のレストランのお客様の売上があがらず、お客様が店舗を縮小されざるを得なかった時。自分がマネージャーとして、他スタッフのクライアントさんのクレーム対応をしたことは山ほどある(合計7件以上、今でもそれぞれのお客さんの顔が浮かぶ)。その際に伝えたことも上記と同じ僕の中で会社の事業との中で妥協点を見つけて見出したテンプレの回答だ。
心の底では、「売上目標を達成する意義とは?」「お客様のためになっていないビジネスか?」などなど様々な疑問符が浮かんだのが事実だ。
売上目標達成という営業マンとしては、当たり前に正義で褒めたてられるアクションを全うしていた僕は、自分の仕事に自信が持てなくなってただただ泣いた。
そして、営業マネージャーとして後輩やスタッフに「売上のために頑張れ、契約獲得だ」と導いている自分自身さえも疑い、嫌になりそうな感情だ。

16世紀以降、ヨーロッパ諸国が世界各地に植民地を建設し、その資源を搾取し、現地住民の文化や伝統を破壊し、多くの犠牲者を出したこと。
国の繁栄のために、他の国々や民族を犠牲にした例などを挙げると共感してもらえるのかな。

ここで僕自身に問いかけたのは、「自分たちの利益のために他の方の利益を奪っていないだろうか?」という問いである。
戦争の事例と規模も前提も全く違うが、広告で新聞やテレビだけしか情報を得るプラットフォームがなかった時代からGoogle、Facebook、YouTubeと様々なプラットフォームができ、広告手法も多様化している中で再度プロダクト設計や何のための組織化を見つめなおす必要があるのではないか?
(広告業界の構造と僕が考える本質については、、追って詳しく解説できたらと思う)
その答えは、僕の中にしかない。

教育は、洗脳か?僕の考える現代の教育

僕たちは、幼少の頃から「目標を立てて努力し、それを達成しなさい」、「良い点数を取った人が良くて、それ以外の人は劣等生」と教えられてきた。しかし、果たしてそれが本当に私たちにとって現在の状況にフィットしているのか?、日本が製造業だった時代に作られた教育システム(※個人的な主観)は、それでよかったのかもしれない。
でも、今はどうだろうか?、テストで良い点を取らなくてもYouTuberとして億を稼げる人もいるかもしれない、絵が得意だから絵をかいて普通の会社員として暮らすよりも幸せに暮らせるかもしれない。
僕たちが学校で与えられる点数(KPI)意外にも大切なことがたくさんあるし、正解はないんだと思う。
それは、社会人になった僕たちも同じなんじゃないか。

正解は、人それぞれの視点によって違う

ここまで書いてきたのは、僕の視点でのストーリと考えだ。人や立場によって本当に考え方も価値観もそれぞれで、「経営者としたら、売上拡大/利益拡大が重要なKPI」、「お客様からしたら費用対効果/自社の売上の拡大につながるか」、「営業マンから見たら、売上目標の達成/インセンティブ増加」ということだったりする。
正解は、個人個人にしかない。でも、僕にとっては「なぜお金を頂けているのか?=本質的なお客様貢献ができている」と僕の中で納得ができていること。
既に今の営業目標を達成しても何も感情を感じなくなってしまったということが事実。組織を守るためのビジネス、既得権益の為のビジネスになってしまったら僕にとっては意味がない。
何のために組織を作るのか?、その定義を僕は自分たちの利益だけではなく、誰かのためと置きたい。

会社や組織関係なく、自分が納得できる目標に向かって努力しよう

僕は、「批判ではなく提案を、批判ではなくアクションを」信条として掲げている。批判をしても何も変わらないのだ。

結論、僕は正解はそれぞれによって違うから自分で選択すれば良いと思う。「今設定されている目標(KPI)は自分にとって意義のあるものか?」、「なぜその目標を達成したいのか?」、「それ以外の目標で重要なことはないか?」
僕は、常に問いかけて納得できる人生を生きていく。
今、営業マン、他のことでも成績が出ないと悩んでいる人がいたら一度「Why(なぜ達成したいのか?)」「What For(何のために、誰のために?)を言語化してから行動するともっと仕事が楽しく、主体的に生きられるのではないか。

今回も、最後までありがとうございました


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