FUCKクソ客
僕の最も嫌いなタイプの人間。
自己中心的な人、違う。プライドが高い人、違う。世界のすべての人間に愛されてると思ってる主人公キャラ、うん、あんまり好きじゃない。ラインの日程調整を期日までに答えないくせに、当日になって何事もなかったかのように参加するやつ、まあ、これも嫌いだけどワーストではない。
それら全てを差し置いて堂々のトップに君臨する嫌いな人間のタイプ。そう、飲食店でのマナー、態度、その他諸々がなってない社会人、通称クソ客。これは個人的に許せないところが多々ある。
まず、バイトしてて、儲かろうが、儲からなかろうが、給料は変わらないので、お客さんが来ないなら暇で楽に越したことはない。
来てくれて嬉しいのは、僕みたいなただのバイトにも敬語が使える、年下のバイトに対しても最低限のリスペクトがある、食べ方が汚くない等、まあ、これは人間として前提のスペックであると僕は思う。これらの当然が出来てない社会人を山のように見てきた。塵も積もれば山となるが、クソ客が積もったらエベレストである。小中高、良い教師には恵まれなかったが、反面教師にはとても恵まれていると感じるこの頃。
こだわりの塊、藤原鎌足、口からの名ばかり、変な所批判のウェルター級王者、普段滅多に感情のスイッチ入らないけど変なとこでONになるフライ級チャンプ、クリティシズムばかりで自分のことは棚に上げる競技3階級制覇の僕が、手強いと感じたトップクラスのクソ客を紹介したい。
①禁断のワード
俺が一瞬でゾーンに入る禁断のワード
「(グラスを指差しながら)これおかわりで」
このワードで俺は一撃でリングに沈められる。ブリーチなら詠唱破棄、異世界転生モノなら呪文を言わずに魔法を使えるやつ、KSKK界隈においてオーダー破棄は、それらと堂々の高火力ハイレベル技である。
まず、なんで俺はおまえが頼んだモノを全て理解していると思い込んでいる?(by藍染惣介)
飲食店で3年もバイトしていると、グラスに付いた泡だったり、内容物だったり、あと目線の端で捉えてたりで、大体その客が何を飲んでたかくらい分かる。その上で100歩譲ってこっちが「◯◯サワーですね?」とか言ったとする。その場合、大体「そうだけど」「何当たり前のこと言ってんの」「いいから早く持ってこい」みたいな顔をする。たまに口に出てる。今度からは「それ何飲んでたんですか」と積極的に何も知らない新人店員のフリをしよう。
②言ってることが5分前と変わるやつ
これもよくある。飲み会の終盤で酔ってて頼んだっけみたいなのならまだ全然分かる。
だけど、開始30分とかでもう言ってることが支離滅裂、記憶とオーダーと想像と現実を掛けてルートで相乗平均とったみたいな発言を始めたときは、もう放っとく。放置。無視。あとで適当にまともそうな、お連れの方に聞きなおす。
あと、グループ内で意見がバラバラのパターン。
客A「ウイスキーボトルなんか頼んでないんですけど」
僕「いえ、先ほどそちらのお客様がオーダーされまして」
客B「みんな飲むかと思ってとりあえず頼んだんだけど、皆飲まないならやっぱりグラスで」
僕「いや、もう封あけたんで今更無理ですけど」
客A「誰がこんなに飲むんだよ〜ぅ(シンプルにウザい)(学生気分抜けてない)(最下層の飲み会)(おうち帰りたい)」
これである。この瞬間、全日本おうち帰りたい協会会長に任命した。こいつウイスキーボトルで殴りたい委員会の会長も兼任した。
③お医者さま
もれなくメンドイ。某慶◯病院のお医者様はさぞかし偉いんでしょう。粗相しても逃亡。トイレを汚しても逃亡。店員の控え室にリバースして逃亡。そして何食わぬ顔で後日来店。オーダーは金を払えばいいとばかりにバカみたいに頼んでバカみたいに残す。急患で運び込まれることになっても◯應病院だけはやめてもらいたい。
④床を皿だと思ってる
食べこぼしが酷い人。世界の果てまでイッテQで宮川大輔が行くどの祭りで食事マナーを教わったら、そんなに汚く食事が出来るのか、教えてほしい。食べこぼし日本代表U-22レベルで、もう食事してて目の前に皿がない。A代表レベルになるともはや机が皿。床がランチョンマットにでも見えてるのか。箸にローションでも塗ってるのか。とにかく後掃除が地獄。
⑤メニュー皿タイプ
メニューを皿か、若しくはランチョンマットと勘違いしてる人。メニュー立てが目に入らないのか、いつまでも机にメニューを広げたまま、その上にグラスや食べ終わった食器を重ねていく。案の定、メニューはベタベタ、追加オーダーしようと思っても皿の下に埋れて取り出せない。アホの極みである。
と、まあここまで僕がイラッとするシーンを書いたが、特にこの話にオチはなく、特に改善方法もない。有力なのは、僕が感情スイッチをオフにして働くか、KSKK全員、一回飲食店で働いてみて、自分の悪態を見直すことだ。これは現実的じゃないので、その場で暗に注意して、チクリと刺す技術を最近練習している。
他にもクソ客でスタメンオーダーを組めるくらいの選手層の厚さを誇っている。今のところ
① 中 メニューがランチョンマット
② 遊 床が皿
③ 一 医者
④ 三 おかわり
⑤ 右 支離滅裂
⑥ 捕 注文催促BBA
⑦ 二 店員呼んでから注文考える低脳
⑧ 左 厨房入ってくる女
⑨ 投 ノーコン小便オジサン
といったところだろうか。
まだまだ紹介し足りないが、とりあえず上位打線を取り上げた。また卒論の間の暇つぶしに憂さ晴らしで書こうかなと思う28時半の今この頃。
うだうだとストレスのはけ口にしてきたが、この内容を端的に一言でまとめるとするならば、
『飲食バイト辞めたい』
完
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