999 服を1着も買いました
こんにちは!
(一社)全日本ミニマリスト協会です。
【服を1着も買いました】
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あれだけ服がいらないと言っていた自分、
ついに服を買う。
何やら怪しい番組ができそうなテーマですが、
長袖の綿100%のシャツを買いました。
というのが、もちろん買わないとけなかった理由があります。
つい先日、元消防の先輩に数年誘われていた地元の秋祭りについに出ることになりました。
そこで必要になったのが、白シャツです。
よくある神輿祭りの服装のイメージで、白のボンタンに白のシャツが必要になり、その白シャツを持っていなかったのです。
この時期の夜は冷え込むし、汗をかくので長袖が必要とのことで、急遽買い出しに行きました。
そこで買いに向かった先は、かの有名なワークマン。
これが思ってたより商品が充実していた驚きました。
商品は揃っているけど別にいる物は長袖の白シャツ以外はありません。
ただ、その白シャツも綿100%で1000円。
僕はアトピー持ちなので綿100以外は着たくないのですが、1000円であるなんて驚き。
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しかも他にも少しだけフラフラしてみると、
この時期に悩むアウターもいい感じの厚さで1500円であったり、
高くても3000円ぐらいで割とモコモコのあったかそうなのがあって、冬でも重宝できそうなラインナップでした。
求めていた白長袖シャツ以外を買いはしないのですが、
ワークマンも全国的に展開していて、一通り生活ができるための服などは揃います。
なんならアウトドア商品もあったりするので、防災関連でもサバイブでも重宝できそうな気がしました。
ワークマンも自分のお店の第一候補で持っていても良いですが、
いかんせん他に何かが必要になることがあまりないのが残念です。
これから到来する寒くなる季節用の服も、
特に新しく揃える必要がないので、10分ほどで終わる衣替え的な儀式をサラっとやって終わりです。
ワークマンで買ったその服もすぐに決まりましたが、
お祭りが終わってもこれからの季節はずっと着ることができるので、
これから最低でも10年は着ていく予定です。
白なのでうるさいこともないし、情報も少ないし、セミフォーマルにも着れるので経営者の勉強会でもそれを着て参加できそうです。
手に入れた1着は最低でも10年使う予定で選び、これから先にそれを使っていくよう心がけますが、ふとした時に手に入れるタイミングが訪れても、しっかりと自分の価値基準に沿って選び、ずっと着たい、ずっと使いたいと思える物を選べる自分の価値観の軸は、我ながら素晴らしいと思いました。
せっかく手に入れるならば、ずっと使いたいと思えるものを。
せっかく使うならば、愛着を育てていけるようなものを。
それは値段ではなく、価値で決めること。
そして他人の軸で考えるのではなく、自分はどうしたいのか?で考えること。
満足できるハードルは、人それぞれです。
値段が高くないといけない人もいますし、クオリティがより良いものじゃないといけないという人もいる。
それぞれの価値観ですが、僕個人的には満足できるハードルが低ければ低いほど人生は楽しめるのではないかと思っています。
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例えば、人生で一度はとてつもなく値段が高い高級お寿司屋さんに行ってみたいとは思いますが、毎日行けるとなったらたぶん行かないと思います。
その高級お寿司屋さんでないと満足できないラインに立ったとき、己の人生を満足させるハードルはグンと高くなります。
その辺の安い回転寿司ではきっとダメでしょう。
でも、僕はその辺によくある回転寿司が美味しいと思うし、それで満足できるから、人生の満足レベルは圧倒的に低いです。
お金をかけるのかどうかではなく、
自分の心はどこを目指しているのかということ。
結果的に値段としては安い方向性になりますが、
あくまで結果論です。
身体に良いか悪いかという論点は置いといて、
すべてのお酒を飲まなくても一番満足できるのは三ツ矢サイダーだと思っているし、100円の回転寿司でも十分美味しい。
人は収入が上がるに連れて、生活コストが高くなり、
そこが水準化されて低くすることができなくなる。
結果として自分の人生はなんて足りていないんだとなってしまうのです。
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どれだけお金があっても、生活コストをあげずに、
人生の満足ハードルをグンと下げていても心が充足できる生活レベルを心掛けることこそ、真の豊さに繋がるかもしれません。
思わぬきっかけで服を1着手に入れることになりましたが、
もちろん1つ手に入れたので2枚は手放しています。
物が使えるかどうかは重要ではありません。
自分が今、使いたいのかどうかだけが論点なのです。
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