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チーム力は個人を知ることから始まる【クロスボーダー事業セールスチームリーダー】

こんにちは!アライドアーキテクツ 広報の伊藤です。

今回は、当社で中国向けマーケティング支援事業を行なうクロスボーダー事業部でセールスチームのリーダーを務める岡田さんにインタビューしました!

セールスチームは現在日本人メンバー3名、中国人メンバー2名が在籍していますが、コロナウイルス感染拡大のため、中国人メンバー2名は入社後すぐに在宅勤務となってしまいました。そのような中、チームの結束力を高めるために岡田さんが始めたことを聞いてみました。

ー クロスボーダー事業部で「リード・ザ・ジブン」というイベントを開催していると聞いたのですが、発案者は岡田さんとのことで、きっかけを教えていただけますか?

元々「リード・ザ・ジブン」という本があって、Facebookで友人がすすめていたのを見て読んでみたことがきっかけです。ユニクロの立て直しのため、コンサル会社が史上最強のチームを作るにあたってこういうことをやったという内容が書かれているのですが、その中に「メンバーの過去を知ることで良いチームを作ることができる」という言葉がありました。コロナ禍でメンバーが集まることができなかったり、ジョインしてくれた中国人メンバー2名と入社後すぐに会えなくなってしまったという状況の中で、本に書かれていることをすべて実践することは難しいものの、「何のためにアライドに入社したのか?」「今まで何をしてきたのか?」「どのような目標を持って仕事をしているのか?」などメンバーの過去を知ることでチームを活性化させることができるのではないかと考え、「リード・ザ・ジブン」というイベントを開催することにしました。

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ー「リード・ザ・ジブン」について具体的に教えてください。

1ヶ月に1回Zoomを使って開催しています。気軽に楽しく参加してほしいので、Zoom飲みのようにお酒もOKです。毎回2名がそれぞれ30分~1時間ずつ自分のことについて発表し、その後聞いていたメンバーが質問するという流れです。発表者は、自己紹介から今までやってきたこと、今後の目標など幅広く話すのでその人個人に対する理解が深まります。セールスチームは全員参加としていて、事業部の他のチームメンバーにも「興味がある人はきてね」と声をかけていました。セールスチームが全員発表を終えた頃には、他のチームメンバーも参加してくれるようになり、発表もしてくれました。

発表の中でモチベーショングラフというものを作成しているのですが、その人の今までの歴史や今のモチベーションの位置が一目で分かるので、おすすめです。

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※岡田さんが発表した際のモチベーショングラフ

ー リード・ザ・ジブンを開催して、メンバーからの反響や岡田さんが感じるチームの変化などはありますか?

メンバーからは「皆の過去が分かって親しみやすくなった」「話しやすくなった」「こういう思いで今まで接してくれていたんだと理解できた」という声がありました。中国人メンバーがなぜ日本に来てアライドアーキテクツで働いているのかというのは私も単純に興味がありましたし、メンバーの目指す未来像がわかることでプラスになることはたくさんありました。

例えば、アパレルメーカー様の案件に熱心に取り組んでいたメンバーがいたのですが、リード・ザ・ジブンでの発表の際に将来自分でアパレルブランドを立ち上げたいという話をしていたのを聞いて、その心理が理解できました。その姿を見て、今後またアパレルメーカー様の案件が発生したら彼にお願いしようかなと思ったり。過去の経歴や興味のあることを知り、案件適正を見極めて割り振りすることができたり、メンバーの目指す未来に繋がるような案件を振ったりすることができるようになったのは、リード・ザ・ジブンを開催した効果だと思います。

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ー 普段セールスチームで日本人メンバー、中国人メンバーを率いるリーダーとして活躍されていますが、異なる文化や背景を持つメンバーをまとめあげる苦労や工夫していることはありますか?

「郷に入れば郷に従え」という言葉がありますが、私は必ずしもそれが正解ではないと思っています。日本でやっているビジネスだから、日本のやり方でやるのが当たり前というわけではなく、中国のやり方でいいと思うものがあれば実践してみるべきという考えを持ちながら仕事をしています。この考え方は、以前に上海で4年ほど働いた経験があり、その際に学びました。当時周りは中国人メンバーしかいなかったのですが、日本流の働き方を中国人メンバーに押し付けてしまったことがあり、メンバーから反発を受けたことがあります。その時に、多種多様な働き方があり、いろいろな個性や考え方があるということを痛感しました。

メンバーの教育面においては、個人のスタイルに合わせた指導をするということを心がけています。厳しく指導されたいのか、どちらかというと褒めて伸ばしてほしいのかなど、まずはどのような教育方針がいいのかということを本人に聞くようにしています。もちろん、どんな業種の案件を担当したいのかということも確認します。より個人の良さや能力を伸ばしてあげられるように、それぞれに合ったスタイルで接していければと思っています。

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ー 最後に、岡田さんが描く理想のチーム像を教えてください。

「十人十色のチーム」です。私をはじめ、皆それぞれ得意なことや不得意なことがあります。一人で完璧を目指すのではなく、チーム全員で完璧を目指す、そのためにお互いに補い合えるチームでありたいと思っています。

積極性も重視しています。メンバーにはどんどん自分をアピールしてほしいです。例えば案件の割り振り一つでも、「この案件は私がやりたいです!」と積極的に手を挙げてくれたり、新しいアイデアがメンバーからたくさん出てくる、そういった状態が理想です。

また、中国向けマーケティング支援を行なっている日本企業の中では一番を目指していきたいです。やはりセールス担当なので(笑)これは常に持っている理想ですね。

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