独居老人や老老夫婦の自力老人ホーム入居は難しい
こんにちは!たのシニアヴィレッジを運営していますアライアンサーズ株式会社のわたるです。
本日は2020年8月28日。まだまだ暑いですね。
感染症対策も気になりますが、熱中症にもお気をつけください(^^;;
さて、一昨日お世話をしている70代の高齢男性を老人ホーム入居をやってきました。
いや、本当に大変でした。
病院や施設を合計7カ所断られ続けました。
理由は新型コロナウイルスの影響、持病、さらにはその高齢者の方がゲイ であるという理由からでした。
最後の理由は、悲しいですが現実に起きたことです。しかし、長年生きていれば、人間関係など 難点は一つや二つはあるものです(もっとありますかね(^^;; )。大切なことはうまく付き合うことかと思います。
さて、一昨日どんなスケジュールだったかを共有します。ご自身やご家族と照らし合わせ、自力で出来るかを想像してみて下さい。
○0930 入居前に入院していた病院へ
○1000 退院手続と清算をする
○1030 近くの床屋で散髪
○1100 居住の区役所へ移動。転居届提出。
介護保険の説明。健康保険証の返却
○1200 昼食
○1300 近くで生活用品の不足分購入
○1400 老人ホーム到着
○1500 老人ホームで施設の紹介と荷物開封、設置
○1530 老人ホームとの契約と説明、ケアマネ さんとの契約と説明、医療機関との契約と説明。
契約に要した時間は3時間。
終了は18時過ぎでした。
ちなみに契約書のサイン数は約50カ所。冊数は30冊ほど。今回は多目な施設でしたが、、
ここまで読んで頂き、独居高齢者の方や老老夫婦の皆様に自信を持って出来る方はいらっしゃるでしょうか?
はっきり言って難しいです。
体力などに自信がなくなった状態だから、老人ホームに入るケースが多数であり、ましてや認知症が疑われる方には契約行為はNGです。
解決策の一つは、
お元気なうちに任意後見契約(財産額がかなりある場合は信託契約もおすすめ)を早急に結ぶこととお考えください。
過去に動画などで、ご説明させて頂きましたが、任意後見契約は元気なうちに自分が契約行為をお願いしたい人(法人も含む)を決めておくことです。
当社はお元気なうちは月額5000円の見守り契約から入らせて頂き、体力低下が著しくなってきた場合、相談させて頂き任意後見契約へと移行する流れになっていますので、どなたでも安心してお付き合い出来ます。
詳しくお話を聞きたい方は以下よりご連絡ください。
このように解決策はあるのですが、
「自己への過信」「フットワークの低下」「心配だけど、やりたくない」などネガティブな発想から自らや大切なパートナーを結果として窮地に追い込んでしまうケースは山程あります。
水、情報、安心、平和、そして福祉サービスは無料ではありません。
また黙っていても誰かが解決してくれることなどないのです。老後問題は生半可な問題ではありません。
もう一つ事例をお話します。
先日、飲食店で68歳の男性客と当社の話をする機会があり、お話をしました。
その高齢男性は「アライアンサーズ のサービスはいいと思う。でもそれはケアマネージャーの仕事でしょ?」と仰ったエピソードが印象的でした。
ケアマネージャーの方々の本来のお仕事はケアプランの作成です。
老人ホームを探したりなどは、本来のケアマネージャーの方々の仕事ではないのです。
生活保護を受給でもしない限り、無料で解決するような話はありません。また期待もしてはいけないのです。
話を戻します。老人ホームに入居するだけでも、これだけ大変なのです。
大切なことは「出来ること」よりも「出来ないまたは将来出来なくなる」ことを理解して「早急に頼る人や会社を決めること」です。
ガンなどの病気になることは不確定ですが、人は生きていれば老いと衰えは必ずきます。
1人でも多くの方が、モヤモヤした悩みから解消され、安心な老後を送れるよう当社も努めます。
まずは相談にお越し下さい。
<アライアンサーズ株式会社 担当久保>
電話 03-6260-8637
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