お茶にはもっとできることがあるんじゃない?サラリーマン起業家の気づき
はじめまして!
ALL GREEN代表の吉原慶太です。
私はウィスキーやビール、缶コーヒーやペットボトルのお茶なんかで知られている飲料会社の社内起業家です。
社内でのイントレプレナー育成コンテストの第一期合格生として、2022年の10月から社外に飛び出し、お茶での起業に挑戦しています。
このnoteではわたしの悪戦苦闘を備忘録代わりに紹介していこうと思います。
どうぞお付き合いください!
実は「緑茶」には野菜以上の栄養がある?
突然ですが、緑茶って野菜と同等以上の栄養があることをご存じですか?
こちらは文部科学省のデータをもとに作成した図になります。
粉末にした煎茶は、野菜の王様「ケール」の粉末と同等以上の栄養があることがわかります。
ただし、普通のお茶のように「急須で淹れたお茶」ではダメ。
食物繊維はもちろん、水不溶性のビタミンAやビタミンEなど、大事な成分の多くを茶殻として捨ててしまうことになります。
「お茶を葉っぱごと全部飲む」ことで、野菜と同等以上の栄養が摂取できるんです!
良いお茶は丸ごと飲んでもおいしい!
「お茶を葉っぱごと全部飲む」と言えば、茶葉を砕いて粉末にした「粉末茶」です。
回転寿司屋さんや給茶機でお馴染みですが、正直美味しいイメージはあまりないのではないでしょうか?
それもそのはず、粉末茶には良いお茶が使われることは殆どないからです。
お茶は収穫時期が早い順に一番茶・二番茶・三番茶…と呼ばれ、冬の間にため込んだ栄養がたっぷり詰まった「一番茶」が最も美味しく、リーフのお茶として高値で取引されます。
しかし、粉末のお茶にはこの「一番茶」が使われることはまずありません。お茶業界からするとリーフのお茶が主流。
亜流である粉末茶には二番茶三番茶以降のお茶が原料となっていることが殆どです。
でも実は、この美味しい一番茶を挽いて粉末にすれば、市販品にはないおいしい粉末茶ができるのではないか?
そう思い、私たちはありとあらゆるプレミアムな一番茶を贅沢に粉末に。片っ端から官能評価してみました。
すると予想通り!
美味しいお茶を粉末にすれば、お茶の持つ滋味や香りが豊かに感じられたのです。
そしてさらに、品種や産地、製法に拘ったシングル・オリジンのお茶であれば、そのお茶のもつ個性が際立つ。その先には奥深い嗜好の世界が広がっているという面白さにも気づいたのです!
「ALL GREEN」とは?
・お茶の葉を丸ごと飲めば野菜と同等以上の栄養が摂取できる
・シングルオリジンのお茶を使った粉末茶には個性際立つ奥深い嗜好の世界が広がっている
この2つの気づきを生かし、「お茶を葉っぱごと全部飲む」という飲み方を、新しいお茶の飲用文化に昇華させる。
その願いを込めた我々のブランドが、「ALL GREEN」です。
このような健康価値と嗜好価値を併せ持つ飲み方は、健康飲料の代表である青汁にも嗜好飲料の代表であるコーヒーにもありません。
お茶にしかないオリジナルです。
忙しくてお食事が偏りがちだから、青汁を飲む?
仕事の合間に気分を変えたいので、コーヒーを飲む?
その両方の目的を一気に解決!
個性豊かなシングル・オリジンティーを葉っぱごとおいしくいただく。
お茶の美味しさを楽しみながら、野菜不足を補える、新しい健康&嗜好飲料。
そんな新しいお茶の飲み方の普及を目指すブランド。
それが「ALL GREEN」なんです。
(次回)自己紹介&なぜ起業をめざしたか
お茶とALL GREENの紹介であっという間に長文になってしまいました!
次回はわたし自身の自己紹介と、なぜこのALL GREENの起業を目指しているかについて紹介していきます!
ALL GREEN代表 吉原慶太