【アレスグッド アドベントカレンダー Day8】気持ちのよいコミュニケーションについて考えてみた話
はじめまして
こんにちは!
株式会社Allesgoodでフロントエンドエンジニアをしているもえなつです。
家に住んでいただいているかわいい猫ちゃん2匹(茶トラとキジトラ)のために、毎日せっせと働いています。猫はいいぞ🐈🐈
Allesgoodに入社して半年が経ちました!簡単な経歴は以下の通り。
元々デザイナーでしたが、コーディング楽しいな〜ということでエンジニアに転職しました。今は毎日Reactとにらめっこしています。
Allesgoodでは「エシカル就活」という新卒向けスカウト型サービスを開発しています。お時間があればこちらも是非ご覧くださいませ〜!
さてさて、本題です。
ありがたいことに、Allesgoodに転職してから「思ったことをはっきり言ってくれて助かる」「コミュニケーションが取りやすい」「周りにすごく気を配ってくれる」と、コミュニケーション面についてプラスの評価を頂ける機会が多くありました🫶
ありがたいと思うと同時に、「なぜそう言っていただけるのか」という振り返りをしっかりしたことがなかったなぁとも思ったので、この機会に自分が普段のコミュニケーションで意識していることを整理してみました✏️
この記事では、主に「発信側」の心構えやポイントについてお話します。
参考になる箇所がありましたら幸いです!
気持ちのよいコミュニケーションとはなにか
そもそも、気持ちのよいコミュニケーションとはなんでしょう…?
恐らく人によってバラバラですし、定義されたものはないかと思います。色々考えてみた結果、私は「感情面に負荷がない状態でやりとりが出来ている状態」のことを「気持ちのよいコミュニケーション」と言うのではないう結論になりました。
気持ちのよい状態にも様々あると思いますが、普段のコミュニケーションにおいては「あれ言われて嬉しかったな」ではなく「気になるポイントがなかった」ことがより大事だと思っているからです。
議論の中で「その意見には賛成できない😡」と熱が入ることは多くあります。
最終的に「あの意見にはやはり同意できなかった…」となることは問題ではありませんが、「感情的になってて建設的な議論にならなかったな」「コミュニケーションが強すぎてめっちゃモヤモヤする…」と、本質的なところ以外で不満が残っているとこれは問題になります。
良い議論をするためには「気持ちのよいコミュニケーション」が不可欠であり、「気持ちの良くないコミュニケーション」は良い議論の妨げになります。
では、この「気持ちの良くないコミュニケーション」を避けて「気持ちのよいコミュニケーション」をするために実際に私が具体的に何を意識しているのか、書いていきます!
「厳しい意見を言う」=「強い言葉を使っても良い」ではない
相手に改善点をフィードバックする際や、なにか意見を伝える際に、あえて強い言い方をする場合があります。
もちろんケースバイケースですが、中には「今あえてその言い方する必要あった?」というケースもあると思います(自分は社会人を6年以上やってきてちょいちょい遭遇しました笑)。
このコミュニケーションのバッドな点は、受け手側に「何でそんなふうに言われなきゃいけないんだ」という気持ちを生ませてしまう点と、発信側に対して「そういう強いコミュニケーションを取る人なのね」という認知になってしまう点です。
このコミュニケーションが繰り返し起こってしまうと、「またきつい言い方をされるかもしれない」と受け手側を身構えさせてしまいます。
心理的安全性が保たれていない状態になり、ストレス回避のために関わりを避けることで、結果仕事がうまく回らなくなる、という完全な悪循環です🫥
なので、私は「日常的に強い言葉を使わないようにする」ことをかなり意識しています(繰り返しますが、勿論ケースバイケースだとも思っています)。
日常的に強い言葉を使わないことで、いざ強い言葉を使った時に「あ、結構本気で言っているんだな」という受け止め方をしてもらえるメリットもありますよ。
受け手の理解不足は発信側の伝え方の問題である
昔あるやり取りの中で、「言われた側が理解してないのも悪くない?」という意見を言った時、相手から返ってきた言葉です。(今は確かにな、と思っていますが、言われた直後は正直納得しきれなかったです笑)
勿論受け手側の理解力の問題もあるかもしれませんが、気をつけるべきなのは主に発信側だなと思います。
受け手の理解不足につながる原因はいろいろありますが、いくつか上げると
前提がズレている/前提知識がない状態で話を進めている
言いたいことがよくわからない(内容がまとまっていない)
主語や目的語が不足している
「それ」「これ」が何を指しているのかわからない
…などなど。他にもたくさんありそうですね🫤
特に、後半2つはslackなどのテキストコミュニケーションでは発生しがちな印象です。
「これくらいで伝わるだろう」という考えはすれ違いが発生しやすく、「え、『それ』ってなんのこと指してるの?」「今話してることってどの話題について?」と余計なコミュニケーションを増やす原因になってしまいます。
個人的に、コミュニケーションは過剰なくらいがちょうどいいと思っています。
発信側が負担に感じるレベルの過剰さは不要ですが、「もうちょっと丁寧に説明してみよう」という心がけがあるだけでも、コミュニケーションはぐっと円滑に進むはずです👍
同じ結論でも、過程によって受け取り方は180度変わる
1つ例を出しましょう。
あなたは今期超働いてめちゃくちゃ成果を出したので、評価の際にボーナスに反映できないかと社長にアピール(相談)したとします。
その際に、以下の言葉が返ってきました。
…😢
悲しい…。この言葉に限らず、似たようなシチュエーションを経験したことがある人もいるかもしれないですね…。
少しだけ、この言葉を分解してみましょう。
このシチュエーションの結論としては、「出した成果をボーナスに反映することは出来ない」になります。
ここに「お前何言ってんの?」「何で出来ると思ってんの?」という感情を乗せると「え?そんなこと出来るわけ無いじゃん」になるわけですね。
では、同じシチュエーションで以下の言葉が返ってきたらどうでしょう。
…ちょっと印象が変わりませんか?
「結局ボーナスには反映されないやんけ!」という悲しい事実は一旦置いておいて、気持ち的にはだいぶ違うのではないでしょうか。
同じ結論でも、言い回し一つでコミュニケーションの負荷は大きく下げることが出来ます。
私はよく「いくら正しいことを言っていても、言い方ひとつで受け取り方ってぜんぜん違うんで」という話をします。
正しいことを言っているのに、言い方が悪いことが原因で本人に響かなかった、というのは発信側にとっても受け手側にとってもマイナスでしかありません😥
このデメリットを避けるためにも、私は結論までの言い方や言い回しを工夫するように心がけています。
まとめ
つらつら書きましたが、振り返りながら「自分も新卒のときは発信側としても受け手側としても酷かったな…」と反省しました…当時の上司には大変お世話になりました…🫠
私はAllesgoodが3社目になりますが、「今の仕事内容が合わない」ではなく「特定の誰かとのコミュニケーションがしんどい」が原因で退職や休職する人を何人か見てきました。
「コミュニケーションの方法を改善する」ことは少しの手間と少しの時間があれば出来るはずであり、これを怠るのは長い目で見たときに大きなデメリットになり得ます。
気持ちのよいコミュニケーションをすることは、個人に限らず会社にとっても大きなメリットが有り、やらない理由がありません。
みなさん、今一度「コミュニケーション」に焦点を当てて、より「気持ちのよいコミュニケーション」を目指してみませんか🤝
勿論、発信側だけではなく受け手側のそもそもの受け取り方の意識の改善等も必要ですので、そちらについてはまた別の機会に。
最後に。Allesgoodは一緒に働く仲間を絶賛採用中です!
他のメンバーもアドベントカレンダーを書いていますので、覗いてみて気になったときは是非エントリーしてみてくださいね🫶
それでは👋