組織活動方針

ITエンジニアが所属する組織で採用と育成の責任者をしております。
それ以外にも組織開発や部門独自の施策の企画と運営をおこなっており、
約100名企業の労務以外の人事領域を担っています。

私がこの組織の責任者になるにあたり、メンバーに伝えたのは以下の6点です。

  1. やりたいことは積極的に

  2. 最大限の自動化を目指す

  3. 常に目的を意識する

  4. 上下関係は組織にもたない

  5. チーム全体のタスクを全員で共有し、助け合う

  6. 失敗は次の成功につなげる

これまで私が仕事をしてきて、こういう組織で働きたいというものを言語化しました。

やりたいことは積極的に

仕事はやりたいことだけやっていればいいわけじゃない、とよく言われますが、やりたいことをやらずに終えるなんて仕事の魅力を失ってしまう。仕事は人生のほとんどの時間を占めるものだし、やりたいことに挑戦する時間をできるだけ設けたいと思っています。

最大限の自動化を目指す

人事領域はとても手間がかかります。連絡、計算、確認、連絡、周知、修正、確認、連絡みたいな感じです。その中で自動化できるところはすべて自動化する!!WEBエータベースを用いてAPI連携すれば、集計して自動通知することもできます。仕事のほとんどは、データの整備だけで済みます。
データをたった一つだけ持ち、常に最新のデータにしておくこと、そのことが非常に重要だと思うのです。
肝心なことを忘れました。自動化することによって、新しい施策に取り掛かることができます。そしてその施策もどうやって自動化するか、を考えて導入することで、考えられないほどの業務量を実施することができるようになります。

常に目的を意識する

様々な依頼がきますが、本当に求められていることが何かを考えることは、結局最短距離になります。目的を意識せずに目の前にある仕事をやったり、すぐできることばかりしていると、本当に意味のある仕事ができなくなります。目的を意識して、優先順位をつけて、仕事と仕事の関連性を考えて仕事をすることが、自分の仕事に意味をもち、自信を持てるようになると思います。

上下関係をつくらない

組織に上下関係はいらない。役割が違うだけ。
それがいつのまにか、偉い人とかラベリングして、言われたことには従わなきゃいけないみたいなことになってしまう。
そのことで本来の想像力や行動力を阻害しては組織の成長はない。
お互いに不足しているところを補いあい、組織としてのミッションを達成し、個人として成長したいし、組織の成長を感じたいと思っています。

チーム全体のタスクを全員で共有し、助け合う

上下関係で述べたところではあるが、私たちは同じミッション達成に向けて役割分担して仕事をするチームである。それはAさんの仕事だからわからないとか、Aさんが休みだけど回答しないなんてあり得ない。何をすべきか何をしているかを常に共有して、チームとしてのゴールをお互いに補いあいながら進めるのが組織の理想形だと思っています。

失敗は次の成功につなげる

人間はミスをするもの。判断も間違う。それを避けていては、委縮してアイデアが出なくなる。そしてアイデアが出ない仕事はもう「つまらない」にしかならない。仕事においてアイデアはモチベーションの源である。
「次はこんなことしたいな」
「今のやり方を変えたいな」
「別の方法だったらどうなるんだろう」
人間は脳で判断する生き物だ。考えて動くことが、人間の本質であり、自分で考えて動くことこそ満足感を得られるものだと考えている。
だからミスをすることはOK!やってみよう!ということを最後にポリシーに追加しました。


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