羽田で見た初日の出には、「日常生活をオモロくするコツ」が詰まっていた
新たな体験を積極的に行い、体験を学びとともに自分の言葉で言語化する。
僕の2025年のテーマであり、抱負です。
ということで、新年一発目の体験は羽田空港で初日の出を見てきました。「今年もまた頑張るぞー!」とエネルギーチャージをするには十分すぎた初日の出。
毎年恒例にしたいぐらい、最高のスタートを切ることができました。
22時過ぎに就寝、4時40分に起床し、穴守稲荷神社へ
初日の出を見に行くことが決まったのは大晦日の夕方。「関東 初日の出」とGoogleで調べ、片道1時間以内で行ける、かつ行ったことのない場所という条件から「穴守稲荷神社」がヒットしました。
さらに詳しく調べると、「羽田平和の大鳥居」という鳥居の間から見える日の出が最高とのこと。初日の出を見た後は神社で初詣しよう、ということになり初日の出スポットが決まりました。
日が昇るのは朝6時50分頃。初めて行く場所のため迷うことも想定すると、6時30分までには着かなければならない。逆算した結果、大晦日の22時過ぎには就寝、4時40分の起床が決まりました。
5時30分には最寄り駅のホームにいたんですが、早朝からたくさんの人がいたことにビックリ。みんな初日の出を見に行くのか、遊びに行くのか。自分たちも含め、元旦には人を動かすパワーがあることを実感しました。
特に、成田空港と羽田空港に向かう車内は身動きも取れないぐらいの満員電車。大荷物を持った海外渡航勢とのせめぎ合いを終え、何とか到着しました。
歩くだけで楽しい羽田空港までの風景
鳥居の間から初日の出を見る予定だったんですが、想像以上の人混みということもあり、羽田空港側のより見やすい位置へ移動することに。
明け方の街並みと多摩川の静けさを見ながら、てくてく歩いていきました。
20分ほど歩くと日の出時刻が近づいてきたため、歩みを止めて待機することに。
周辺案内地図を見て初めて、かなり遠くまで歩いてきたと実感しました。
自分の存在を全肯定してくれた初日の出
ランニングをしていたおじさんたちも足を止め、一斉にカメラを構え始めた7時前。ようやくご対面です。
写真越しだと何も思わないんですが、リアルではとんでもないくらいの光量でした。「日の出やでー!!!きたでー!!!」みたいな。
太陽の光が眩しくて眩しくて。あまりにも強すぎて長時間見つめることはできませんでした。(当たり前と言えば当たり前)
実際に初日の出を見て、みんなが早起きして見に行く理由も分かりました。初日の出にはとんでもないパワーがあります。
自分の存在を全部肯定してくれるようなおおらかさ。また今年も頑張れよと励ましてくれる力強さ。
太陽の光を全身に浴び、より一層「頑張るぞ!!」と気持ちが湧いてきました。
旅行気分を味わえた羽田空港
たくさん歩いた後は羽田空港で腹ごしらえ。人生初の羽田空港ということもあり、見学がてらご飯を食べることにしました。
中に入るとたくさんの人たちがチェックインを進めていました。
ご飯よりも先に空港内をぐるぐる回ってみることに。
朝ごはんは、「AGRO@フルーツパーラー」でソイミートガパオ、きんかんジュースを購入しました。
ソイミートガパオは皮が分厚くて食べ応え抜群、きんかんジュースはきんかんそのものを感じられる濃厚な味わいで美味しかったです。
朝ごはんを食べ終えたのは9時頃。「まだ、9時なんか!何か得した気分!」と言いながら京急線に乗って帰宅しました。
初日の出に行って感じた5つのこと
①目的があると早起きも運動もできる
「4時40分って早すぎるやろ…起きれるんか…」と思っていましたが、普通に起きれました。早起きできたのは明確な目的があったから。楽しみな予定を入れておくことで、目覚めもスッキリする気がします。
また、知らず知らずのうちに運動していたことにも気づきました。「歩くぞ!」と意気込むよりも「初日の出を見に行く」と目的を設定する方が、自然な形で運動することができるでしょう。
早起きも運動も目的のための手段にしてしまう。習慣化が難しい物事に対しては、「楽しみのための手段」にすることを意識してもいいかもしれません。
②朝の時間をもっと味わいたい
僕はどちらかと言うと朝型タイプで、早起きができた時は読書やnoteの執筆を行っていました。朝は集中力が高い状態を作れるので、スキルアップ以外の時間に使うのはもったいない気がしていて。
ただ、今回朝の時間を外で過ごしたことにより、「家での時間も良いけど、外で過ごす時間も楽しいな」と思うようになりました。
特に、休みの日は朝の時間をもっと味わってもいいかもしれない。ゆっくり寝る日も作りつつ、早めに起きて散歩をしたり自然の中でボーッとしたりする時間を取ることがリフレッシュに繋がりそうな気がしています。
新たな「朝の時間の楽しみ方」を見つけたので、今後の休みが楽しみになりました。
③日常生活にある「オモロい」「楽しい」に目を向けたい
事実だけを並べると「早起きして初日の出を見て、羽田空港で朝ごはんを食べた」というだけなんですが、めちゃくちゃ楽しかったんです。
大金を使ったわけでもなく派手なことをしたわけでもない。それでも、心が満たされるような新たな体験ができた。
今までの人生でも、似たような出来事はあったと思うんです。ただ、僕には「この経験、オモロい!」とか「楽しい!」と味わおうとする姿勢が足りていなかった気がします。
オモロい出来事がなかったわけではなく、積極的にオモロくする姿勢がなかっただけの話。
悔しいなと思いつつ、これからの日常生活でどれだけの「オモロい」や「楽しい」が見つけられるのかなと考えると、ワクワクしてきました。
芸人さんが「トークのネタ」を探すように、些細な出来事でもネタにする意欲を持ちたいと思います。
④手段を目的にするのもアリ
①の話とは真逆で、手段を目的にするのもアリだなと思いました。空港は移動をするための手段ですが、空港に行くことだけを目的にするのも楽しかったです。
ビジネス上では「手段を目的にするな」とよく言われますが、プライベートでは手段も目的も自分が楽しめるなら何でも良いのではないかなと。
僕自身、このnoteを書いていること自体が楽しいように、本人が楽しめればそれで良いと思っています。
日常生活を楽しむ秘訣はシンプルに考えること。
複雑に考えがちな自分に、「初日の出の旅」が教えてくれました。
⑤ゆるやかに流れる時間を意識的に作りたい
仕事に追われると忙しなく動きがちの自分。「早くやらなきゃ」と意識しすぎるあまり、焦りの時間が長くなってしまいます。
そんな時こそ、“ゆるやかに流れる時間”を意識的に作ることが大事だなと痛感しました。
自然に触れてボーッとする
時間を気にせず読書をする
ゆっくりご飯を食べる
無意識のうちに戦闘態勢である交感神経が優位になってしまうので、副交感神経を優位にできるような時間を取れるようにしていきたい。
以前読んだ休養学の本にも「活力を加えることでエネルギーが回復する」と記載があったので、再度読み返して、休みの時間の使い方を見直すことにします。
まとめ:2025年は体験に力を入れたい
2025年は、体験を通じて「日常生活を味わう」ことを大事にできる1年にしたいと思います。日常を楽しくできるかは自分の心持ち次第。
楽しむことに貪欲になりながら、自分らしくどんどん挑戦し、その都度noteで「体験記」として残すようにします。
2025年を振り返った時、どんな1年になるのか。今までとはまた違った角度で楽しめる1年になりそうです。
結果的に穴守稲荷神社で初詣はできなかったので、地元で初詣に行ってきます。穴守稲荷神社はまた別の機会に。