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1人で黙々と向き合うおじさんが好きな26歳男性

最近、なぜかおじさんのことが好きになっている。今までおじさんはおじさんでしかなかったのに。もちろん、タイトルにある「26歳男性」は僕のことである。

「好き」という感情はLOVEではないし、推しを応援するような感覚でもない。「カッケえなあ」という尊敬の気持ちを込めた感情の方が近い気がする。

しかも「1人で黙々と向き合うおじさん」が好きなだけであって、おじさんのことを誰でも彼でも好きなわけではない。

なんでこんなに勢い良く「おじさんが好き」と言っているかというと、牛丼屋とジムで見かけたおじさんたちにグッとくるものがあったから。「20〜30年後は自分もこんな感じなのかな〜」とか想像しながら、おじさんたちを見ていた。

出張の時に食べた朝ご飯

僕は牛丼屋が好きで、一人で外食をする時は90%の確率で牛丼屋へ行く。すき家、吉野家、松屋など会社にこだわりはなく、近くの牛丼屋を探すのがルーティーン。

そこには、どの時間帯に行っても1人で黙々と牛丼を食べているおじさんがいる。必ず。しかも誰かと話しているわけでもなく、本当に黙々と食べている。

朝は「今日も1日頑張るか〜」、昼は「あともうちょい頑張るか〜」、夜は「今日も頑張ったな〜」と思いながら食べているに違いない(違う気持ちの人もいるとは思う)。その姿にグッとくる。

特に朝7時〜8時頃にいる仕事前のサラリーマンの姿を見てほしい。戦闘準備をしているおじさんたちはカッコいい。

グッとくる環境で言えば、牛丼屋だけでなくジムも良い環境である(良い環境ってなんだ?笑)。

出勤前に筋トレをする人や退勤後に筋トレをする人たち。スーツや作業着からトレーニングシャツに着替え、1人で黙々とトレーニングをする姿を見ると、カッケえなあと思う。

マッチョであるとか引き締まった身体であるとかは関係なくて、ジムで黙々とトレーニングしている事実が尊敬の気持ちに変わっていく。

僕はたぶん、年齢を重ねても孤独と向き合いながら努力をしている大人が好きなんだと思う。分かりやすく「おじさん」と表現しただけで、もちろん同世代でも努力している人は好き。

「孤独と向き合う」って言うのは簡単だけど、実行するのは難しいんだよな。SNSを見れば自分の頭で考えなくても情報が流れてくるし、誰かに合わせて動いた方が圧倒的に楽。

自分の意志で意図的に行動しないといけない分、孤独と向き合うことは大変であり難しい。

僕は今後、牛丼屋とジムで見かけたいいおじさんたちのようになれるのか。孤独と向き合うことはできるのか。

どういう年齢の重ね方をしてきたかの答え合わせは数十年後で。


💡おまけ

「牛丼屋の空気感が好き」というテーマで書こうと思いましたが、色々考えた結果、「おじさんが好きだな」と思い立ったので微妙に路線変更しました。

年齢を重ねることを変に怖がらず、良い意味で楽しみにできるような人生にできたらな〜って思います。

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おばた わたる
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