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それぞれの"取説”を明確に伝え合える働き方がしたい

ついこの間、友達と「ストレスだと感じるのはどんな時だろうか」という話をした。特に仕事でのストレスについて。

僕の場合、上司からガチガチに管理され、毎日やることがほぼ同じ時に強いストレスを感じる。常に上司の許可をもらいながら進めるやり方は結構キツい。

自分の我を突き通して自由気ままにやりたいわけではないし、上司のフィードバックが嫌いなわけではない。「自分の意志で仕事を進められないこと」に対して強烈なストレスを感じるんだと思う。

一番最高なのは、方向性や取り組むべき内容を上司や関係者と確認をとり、進め方は自分で決められるやり方。もちろん、途中経過での報連相はしっかりやる。

「(方向性を確認した上で)あとは自由なやり方で任せるよ」

この言葉が最高に嬉しい。

人によっては「自由」と言われることがプレッシャーに感じる人もいるかもしれないが、僕は燃えるタイプ。その分、責任やコミットが求められるからこそ、やり遂げたいという思いが強くなる。

自分が心地良いと思えるマネジメント方法が放牧的なのは、良くも悪くも個人で仕事をしていたからだと思う。常に自分で決めなければいけない環境でやってきたことで、「納得感を持ちながら自分でコマを進めたい」という思いが存在する。

だから、常に監視下の中にさらされたガチガチマネジメントは僕に合わない。

他に燃える言葉としては、「期待してるよ」と言われる方が燃える。全然プレッシャーに感じることはなく、「期待されてるならやってやろうじゃないか」と思うタイプ。

「最近頑張ってるやん。これからも期待してるで」と言われるだけで勝手にモチベが上がるから、自分ではチョロいと思っている。

逆に、僕がマネジメントする側になったりチームで仕事をしたりする場合は、考え方の違いに気をつけないといけない。「期待してるよ」という言葉をプレッシャーに感じる人もいるだろうし、ある程度管理された方が仕事がしやすいと思う人もいるはず。

どれが良いか悪いかではなく、人それぞれ心地良いと思うやり方を見つけられるかどうか。

マネジメントをする側が成長するのは、自分と他者との違いを学ぶからなんだと思う。「自分のやり方が相手には通用しない」と否応なしに伝えられるんだから、順応しながら成長していくしかないという。

「マネジメントは罰ゲーム」なんて言われる風潮もあるけど、僕はマネジメントにも積極的に挑戦したい。僕の脳筋的な部分は通用しないと思いつつも、「どうしたら楽しく働けるか」を一緒に考えるのは楽しいはずだから。

部下の立場としては、「自分はこんな関わり方をしてもらえると助かります」と明確に伝え、マネジメントする立場としては、「どんな関わり方をするのがマネジメントする側にとってプラスなのか」を考えられるようにしたい。


💡おまけ
自分の今までのキャリアを面白いと捉えてもらえるかどうかで、組織内における自分の居心地が変わるよなあと痛感しています。

同じ能力の人であっても環境が違うと、発揮するパワーが違うのは相性によるものが大きいなと。

自分の能力を伸ばしつつ、その能力を必要としてくれる組織や仲間がいると楽しい仕事になるなあと最近思っています。


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おばた わたる
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