21.時間をお金で買う技術
今回はこの本の要約をしていく。
・お金に興味がある人
・時間をもっとうまく使いたい人
・もっと出世して金持ちになりたい人
・仕事も人生も成功したい人
これらに当てはまる人は読んでほしい。3分もあればすぐに読める。
成功を決める最大の要因
必要なことにお金を惜しまず使えるか。
中でも「時間」にお金を使うことが大事。
「お金を使ってでも、より多くの時間を得ようとしたか」が数年後勝負を分ける。
真面目な人ほど、人の頼みごとに時間を使ってしまい、自己研鑽のために十分な時間を使えなくなってしまうことが多い。
成長曲線を垂直にする
「時間をお金で買う」ことができた人が垂直に成長曲線を描ける。
それを繰り返せば、まるで簡単に階段をのぼるように短期間でどんどんステップアップする。
目標を数値化することから時短は始まる
目標を決めずに時短をしようというのは、いわば目的地も決まっていないのに、車の性能や運転技術を高めようとしているのと同じこと。
目標は今すぐに行動に移せるくらい具体的な数字でなければならない。
仕事も趣味もどんなことも数値化できる。
自分にしかできない仕事「だけ」をやる
時短を目指すには、人任せにしたり、効率化した方がいい仕事(時短すべき仕事)と、自分でやった方がいい仕事(時短すべきでない仕事)とを明確に区別する必要がある。
「自分でやらなくてもいい仕事」について、「お金を払ってでもいいから短縮できないか」を考える。
削ってはいけない時間
「苦労してこそ身につくもの」は削ってはいけない。
目標に繋がっているかどうか。その経験が今後に生きるかどうか。
逃げて楽をするのと、不必要だと判断して削るのは全く意味合いが異なる。
本質を見誤らない。
時間をお金で買う大前提
・費用対効果
・「自分でやるべき仕事/やらなくてもいい仕事」を見分ける。
「自分でやらなくてもいい仕事」のうち、「費用対効果に見合っている」ものについて、お金をかけてでも時短すべき。
価値ある知識のT字型分類
他人の時間をお金で買う
自分でなければできない仕事以外は、できるだけ他人に任せるというスタンスを持つ。
そうすることで、自分自身が本当にやるべきことに時間と労力をかけることができる。
他人に任せるときに重要になってくるのが、うまく物事を頼めるスキルである。
自分にしかできない仕事に集中するためとはいえ、他人の時間を分けてもらうのだから、こちらからも相手に何かをgiveする姿勢を忘れてはいけない。
「自分のお金と労力を分け与えることで、相手の時間を分け与えてもらう」
コア業務以外はどんどん外注せよ
全力で楽できないかを考える。
世の中の大抵の仕事は、専門家にアウトソーシングした方が圧倒的に速く、質も高い。
ノウハウが蓄積される仕事だけは自社で行う。
自社で行った方が費用対効果が高いのか、外注してその時間を違う仕事に割いた方が費用対効果が高いのか考える。
個人でもアウトソーシング
ここぞという時のプレゼン資料をプロに頼んだり、個人でも外注して、時間を買う。
プレゼン資料に時間を割くよりも、体調を整えてプレゼンに臨む方が費用対効果が高い場合もある。
「頑張ろう」と思う前に、「どうしたら楽ができるか」を考える。
費用対効果、時間の本質を見極めることが必要。
感想
「時間もない」「お金もない」という人が多くいる現代で、「時間もお金もうまく使うにはどうすればいいか」ということを考えさせられた。
どこに時間もお金も使うのか決めるのは自分自身。
本質を見極めることが重要である。
いきなり本質を見極めるのは難しいので、経験を重ねて自分なりの判断基準をつけていけばいい。
人生の目標に向かって突き進み始めた時、人生は好転する。
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