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愛のない人間は、結構たくさんいる。
愛のない人間には、なってはいけないなと思います。
愛のない人間は、かなり、たくさん存在します。
愛のない人間は、常に愛に渇望しており、余裕がありません。
余裕がないため、見つめ直すことができません。
何か悪いことが起こった時、まず、相手や対象の原因を探ります。
そしてその原因を見つけた時、それがすべてだと思い込み、他に原因を探すのをやめそれを責めたり、相手を改善させようとします。
原因が相手や対象にしか、見えていないので、傷つけてしまった、という自覚もないでしょう。
自分を見つめ直す余裕がないので、
他人にどう見られているのか?どうすればいいのか、自分にできることや治せるところはないのか?ということを冷静に考えることができません。
結果、品が無く、成長できない人間が出来上がります。
愛が派生したものの中に、「情け」がありますが、愛が無い人間は、自分の経験や知識からの「情」は持ち合わせているようですが、愛から派生した「情け」がありません。
自分が不幸であればあるほど、他人も同じように不幸であることを望み、
特に恋愛においては、「私がこんなに不幸なのに、あいつが幸せなんて許せない」などの感情が芽生えてしまいます。
ここで蟻地獄のような構図が発生してしまい、自分が抜け出せなくなってしいます。
愛が無い人間は、愛を生み出すことができないので、自分を満たす愛もありません。
時折とんでもない自己嫌悪に陥ってしまい、死にたくなったり、自分が世界の底辺であるような気持ちになってしまいます。
この時に誰かに手を差し伸べられることもありますが、手を差し伸べてくれた相手の気持ちを汲み取ることができず、
「私の気持ちなんで分かるわけがない」といった人もいます。
類は必ず、友を呼ぶので、愛のない人間には愛のない人間が集まります。
よく傷つけあっているようですが、その様はとても滑稽です。
愛のない人間が、どのようにして出来上がるのか、それはまだわかっていません。
しかし、愛のない人間に、なってはいけないと、そう思い知る日々です。