取材を通して伝えてきた岸田さんの音博への思いと音楽への愛 〜ALKOTTO編集長による京都音楽博覧会レポート(承)〜
前回の記事でくわしく紹介した2011年の初参戦以降も、京都音楽博覧会はぼくにとって、本当に祇園祭や地蔵盆のような恒例行事となり、コロナ禍でのオンライン開催含めてほぼ毎年参加してきた。10年前の2014年の音博では、次男坊も参戦。同時に、ぼくが編集と記事執筆を担当している外国人観光客向け英字フリーペーパーENJOY KYOTOで、くるりに初めて取材させていただいた直後の音博だったこともあり、とくに思い出深いものになった。この号は「京都の音楽を海外の人に届ける音楽観光」みたいなテ