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適応障害#25 生きづらさを抱える中でのキャリアデザインについて
別記事でも紹介させていただきましたが、「人生100年時代のキャリデザイン講座」(秀和システム、以下「本書」と記します。)を読んで、現在、休職中の身として響いたものを、同じようにお休みされている方に向けてお伝えします。
既に、全体像は別記事でまとめております。
仕事における自己理解
本書では、キャリアデザインにあたって、「スタンス」「ポータブルスキル」「テクニカルスキル」の3つの構成要素があるとのことで、専門的な知識・技術である「テクニカルスキル」だけでは不十分とのことです。
ちなみに、「スタンス」「テクニカルスキル」は下記のとおりです。
スタンス
仕事をする上での、仕事への姿勢や意識、やる気やモチベーション。
仮に仕事上で求められる技術や知識があっても、スタンスを明確に持っていないと仕事に「やりがい」は持てない。
ポータブルスキル
内省や自己客観視がてぎるかといった「セルフマネジメント力」、目標課題設定、思考力や実行力といった「課題適応力」、人間関係やマネジメントといった「コミュニケーション力」の3つから構成されている。
まずは、スタンスの問題として、そもそも「自己理解」が重要とのことです。先日受けたカウンセリングでも、私は「自己理解」が不十分と言われましたが、何が不十分なのだろうと分かっていない状態です。
本書では、仕事における自己理解は、「好きなことを、理由を持って、得意なやり方で行う。」であり、どんな強みをもっているか、どの分野で働くか、何のために働くか、どのように働くかを考えることが重要とのことです。
ここで私は、自分自身が、「果たして好きなことしているだろうか。」「働く理由(そもそも/その会社で)はあるだろうか。」「得意なやり方で行えているか。」かと問いかけた時に、自身をもって「こうだ。」というものはありませんでした。
そもそも、仕事における自己理解は、「好きなことを、理由を持って、得意なやり方で行う。」という発想がなかったので、その観点で整理すればいいのかとようやく腑に落ちたところがありました。
モチベーションと向き合う
皆様は、モチベーションがうまれる瞬間や維持する秘訣はありますでしょうか?
恥ずかしながら、私はモチベーションがあるなという瞬間を意識できていないなと感じました。
また、モチベーションが生まれないシチュエーションを考えると、いっぱいあるなと思いながら中々言語化できていませんでしたが、本書では「面倒くさいという感情であるとき、モチベーションは発生しにくいでしょう。」と書かれています。
仕事だし、面倒くさいと思ってもやらないといけないのはもちろんですが、私自身、休職前は考えることすら面倒くさくなっていったかもしれないなと思いました。時間的余裕がないと考えれない、目先のことだけ何とかやる、取り組まないといけないタイミングになっても上手く対応できない、という悪循環に陥っているなと思いました。
少し時間をとったとしても、今自分はどう考えているのか、モチベーションはどれくらいだろうという事を数値化して、その推移を見ていくという方法も紹介されていました。
なお、モチベーションに火をつける要素として、以下の3つが重要とのことです。
・自律性:自分の価値観や興味に基づいた行動
・有能性:自分でできるという自信
・関係性:他者と繋がっている実感
自分には欠けているなと思う部分と、特に「自律性」は、例えば誰かにお願いするときに、あれこれ細かく言い過ぎずに、その人自身に任せた方が「自律性」が高くなり、結果的にモチベーションアップにつながるなと思いました。
壁を乗り越える
ポータブルスキルの中で、「課題対応力」という要素があり、日々の生活やお仕事の中では、様々な課題があると思います。
本書では、課題を「壁」に例えてどう対応していけばいいか書かれていますが、その中で、「他人に越えさせる壁」「他人に引き上げてもらう壁」とい表現がありました。
他人に越えさせる壁
壁に対峙したとき、自分が自ら対応する必要のない壁かもしれない場合があるということです。
その道のプロや、上司、後輩の手を借りて乗り越えるということが有効な場合があるということですが、なるほどなと思いました。
私は、依頼を受けた際、まず自分でできるかどうかを優先してしまいます。ただ、そもそも自分がやる必要があるのかどうか、頼むことで、その人の「自律性」を高めることに繋がるのではないかと思うようになりました。
結果的に、自分で抱え込んでしまう結果が休職につながったかもしれません。
他人に引き上げてもらう壁
既に、同様の壁を乗り越えた人に助けてもらう方法があるということです。経験者に助けてもらう等、周囲を巻き込んでいくほうが壁を超える確率が高いですね。
これも私は苦手です。なぜかは分かりませんが、人に聞けません。
まずは自分でやってみてという事は大切だと思いますが、聞かれた人も教えることで自信を深めれるという観点なんかを持てるようになりたいです。
終わりに
まだまだ、紹介したいことはありますが、この本を読んで、「周囲の人はもう少し楽に(効率よく)生きているかもしれない。」という考えが浮かびました。
カウンセラーの方にも同様のこと言われましたが、なんでも抱え込み過ぎないことや、考え方を少し変えることで、もっといい意味で楽できるのかなと…。
日々、家にいる以外は気が休まることがなかったと思いますし、仕事の中でもメリハリをつけないといけないですもんね。
今後、カウンセリングも活用しながら、「いい意味で楽に生きれる。」方法、考え方を身に着けたいと思います。
乱文乱筆ですいません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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