【日帰り旅行記】ノープランで三崎港にマグロを食べに行く
こんばんは。
今日は思いつきで三崎港にマグロを食べに行った記録。来週から勤務が始まるので、その前に美味しいものを食べに行こう!と思い立ち、朝7:30に出発。片道2時間というほどよく遠くて旅行気分が味わえる素敵な場所でした。
11/5 9:00am 横浜駅からスタート
京急横浜駅の券売機で切符を買います。「お得なきっぷ」→「みさきまぐろきっぷ」を選択。日によって変わるそうですが、この日の値段は4100円でした。「少し高くない?」と思ったそこのあなた。よくぞ聞いてくれました。
このきっぷがあれば、横浜駅と三崎口までの往復代金、加盟店でのマグロ料理一食分、現地でのバス代(乗り放題!)、さらに、カフェや温泉、遊覧船乗車などのアクティビティをひとつだけ体験できます。
他にやりたいことあったら自分で追加で払えばいいわけですし…。どうよ?安すぎない?元なんか余裕で取れます。
天気予報には雨マークがついていたのでいささか不安でしたが、午前中は陽が差していて安心。特急電車に乗って、1時間ほどで三崎(マグ)口駅に到着。
駅前のロータリーから、三崎港行きのバスに乗ります。
そのまま乗って、降りる時にきっぷを見せるだけです。楽ちん。
11:00am 三崎港へ
駅から30分くらいで三崎港に着きます。
バス停の目の前は海!周りも港町の風景。たまにこういうところに来ると、癒されますね。
バス停から見えるのはうらりマルシェ。市場や野菜の直売所、船着場があったり、近辺には有名なマグロ料理の店などもあり、観光にもばっちり。
ひとまずここを見てまわりつつ、駅前でもらったパンフレットを見ながらこの後の計画を練りましょう。
ところで、魚売り場を歩いていたら美味しそうなコロッケを見つけて、つい購入(150円)。お腹も空いてきたし、小腹を満たしましょう。
これ、鮪コロッケというやつで、お肉の代わりに大きな鮪の身がゴロゴロ入ってます。揚げたて熱々で、塩胡椒だけのシンプルな味付けがたまらない。
ベンチで食べなながらパンフレットをぱらぱらめくって、昼食の場所も決めたので、バスに乗って移動。
11:30am ランチ
10分ほどバスに揺られ、「城ヶ島」に着きました。バス停の目の前に、今日のセーブポイントである「磯料理 いけだ」さんがあります。海鮮がメインの定食屋さんらしい。
連休明けだからか、電車もバスもお店も人が少なくてラッキー。並ばず入れました。切符を買った時についてくる「まぐろまんぷく券」を店員さんに見せると、限定のメニューを見せてもらえます。もちろん鮪丼を選択。
鮪丼には赤身とネギトロがたっぷり。トロもありました。小鉢のマグロの煮付け(頬肉かな?)が美味しかった!煮汁がゼリー状になっているんだけど、口に入れると体温でじゅわっと溶けて、これだけでお酒飲めちゃう(飲まなかったけど)。
まんぷく券利用のため、ここでは支払いなし。ごちそうさまでした。
0:40pm 遊覧船に乗る
さて、三崎まぐろきっぷにはもう一枚「おもひで券」というものがついてきます。遊覧船やオープンバスの乗車券と交換できたり、カフェでお茶したり、温泉に入れたり…自分の好きなアクティビティをひとつ体験できるものになっています。
私もすごく悩みましたが、遊覧船大好き女なので、今回も船に乗ります🚢
遊覧船は先ほどのうらりマルシェ前の船着場から出ている模様。
マルシェでお土産も買いたいので、バスで三崎港まで戻ります。何回行き来してもお金かからないのがありがたい。
またも10分ほど揺られて原点回帰。この時点で12:10。まずはうらりマルシェ内のチケットカウンターで、おもひで券を、遊覧船(にじいろさかな号)のチケットに交換。出航は12:40で、乗船は10分前からとのこと。
お土産を見て回るには微妙だし…と悩むも、そういえば、2階の野菜売り場付近にオリジナルのドリンクが買える場所と、外に出れるデッキがあったのでした。
せっかくなので時間までブレイクタイム。
2階へ続く階段を登ってすぐの扉を開けて、左側でドリンクが買えます。ビールやソフトクリームもありますが、この後船に乗るので酔ったら嫌だし、結構寒いのでジュースを購入。
小笠原のレモンを使っているという島レモンジュース(500円)。
きゅんとする酸味の中に爽やかな甘さがあり、外で海風に吹かれながら飲むのが最高でした。夏…いいだろうなあ…。
飲み終わるとちょうどいい時間になったので、一階におります。入り口の目の前が船着場なので迷いません。
いざ乗船。なんかレトロな歌謡曲みたいなBGMが流れてた。60人が定員とのことだったけど、この時間に乗ってたのは私入れて15人くらい。1人で乗ってたのは私だけでした🤣
熱海の時も似たような景色を見た気がしますが、ここでもトンビやカモメのエサが売ってて、子供達が大喜び。ずっとトンビに追いかけられてました。風がめっちゃ強くて髪ボサボサなったけど、清々しくていい気分!
この船では途中で停船して、窓から海中を見ることができます。上からエサをやって、集まってくる魚を見ることができました。
透明度が高くて、見たことのない魚がたくさん泳いでました。船頭さんの魚についての解説が面白かった!
10分ほどの餌やりタイムの後、引き返します。
いつかフェリーに乗って、もっと遠くまで行くのが夢ですが、こんなに揺れを心地いいと思ってもやはり難しいものなのですかね…。八丈島に行ってみたい。
1:20pm 帰還
40分ほどのクルーズを終え、無事地上に帰還。すっっっごく楽しかったー!!海と船はいいですねえ。何度乗っても。
戻ってきたので自分と家族にお土産を買います。はるか昔に食べたマグロの目玉の煮付けの美味しさが忘れられず、真っ先にマグロの目玉を購入。1つ300円、2つで570円でした。もちろん2つ。どうせなら食べたことないものが欲しかったので、マグロの胃袋も購入。こちらは600円くらい。
それと、他の店で本鮪の切り落としを1000円で購入。ぜ〜んぶ破格だった!
あと、飲んだことのないお酒も買うと決めていたので、父親と晩酌するために遠藤GOLDという大吟醸も購入(4合1980円)し、ご満悦。あらあら可愛いですね。
ラッシュを避けたかったので、今日はここで帰路に着く。できるだけ疲れない旅行というのが今回のテーマです…。
帰りの電車が一部ボックス席になっていて、旅行っぽくて良かった。
5:00pm 晩酌はじめましょう
家に着いたのが16:00すぎ。父親が休みで家にいたので、マグロの目玉を託し、酒を冷やし、煮付けてもらう間に速攻でお風呂へ!
お風呂から上がると、甘辛い良い匂いがする。もうすこし時間がかかるとのことだったので、味が染み込むのを待ちながら本鮪の刺身と大吟醸で乾杯。
金ピカの高級感のあるラベルで、会場のボルテージは最高潮(盛り上がってるかー!?と、私の心の中のアイドルが煽る)。肝心のマグロは脂が乗ってて濃厚。大吟醸と合う♡
父親と一緒にうまいうまいとあっという間に完食。
いよいよ、お待ちかねの目玉の煮付けも完成。「熱々で食べるもんじゃないから、粗熱が取れるまで待ったら?」と父親は言うが、そう言いながら器に盛り付けて出してくれちゃうトラップ。
「匂い嗅ぎながら飲む…」と返すも、我慢できなくて少し味見。
美味しい!!!!!とっても!!美味しい!!!
みなさん、マグロの目玉って食べたことありますか?眼球の硬いところと骨は食べられませんが、周りはゼラチン状になっていてぷるっぷるのとろっとろ、少しだけついている身も脂が乗っててほろほろ。これが私は大好物。父親はあまり得意じゃないらしく、ひと口だけ分け与えて、残りはぺろっと完食。粗熱取るのは忘れてた。
もう一個は母にあげるとして、なんで私はもっとたくさん買ってこなかったんだろう…。10個くらい買えば良かった。
「まあ、2個でも10個でも労力は変わらないからね…」by父親。次はもっといっぱい買おう。
行って楽しい食べて美味しい、滞在時間は短かったですが、すごく楽しい弾丸ツアーでした。もうすでに目玉食べたい。