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私の父
おはようございます、にこです。
今日もタイミーでまたいつもの園に行く。
今日は私の父について。
父は自営でちゃんぽん屋を営んでいた。
もちろん母も一緒に働いていた。
小学校低学年の頃から
友人が家に遊びに来て
父に会うと
父は面白おかしく話したり
とにかく私や私の兄弟の友達たちと
積極的にコミュニケーションをとって仲良く喋っていた。
友人達からはいつも
「にこちゃんのお父さん面白いねー」と言っていた。
2年くらいだけ
ちょうど長崎から福岡に引越ししてきたタイミングで、自営から大学病院の食堂のスタッフとして
サラリーマンのような雇われになった時には
2週に一回
土曜日に紙芝居のおじさん
になって
公民館でアンパンマンなどの紙芝居を何冊か読み
来た子ども達にぺこちゃんのペロペロキャンディを配っていた。
完全なるボランティアで!
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今思ったら不思議なんやけど
保育士でもなければ子どもめっちゃ好きーって感じもあんまりしなかったような気がするが(幼少期の私の記憶)
なんでやってたんやろ?
ま、これまで自営でしか働いてなかって
休みがあって
何かやりたかったのかもしれんけど
それがまた何で紙芝居やったんやろ??
紙芝居沢山あったおかげで
私が保育士になった時にめちゃくちゃ使わせてもらったんやけどね。笑
そんな父も双子が出来て、
雇われじゃやっていけん
子ども5人おって
また自営に戻って
当時一杯750円のちゃんぽん
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一人でちゃんぽんだけやなく皿うどん、炒飯や中華丼など全部作って子ども5人育てあげた。
私は高校1年生の時から
自立させられ
おこずかいなし
携帯もちたかったら自分で払って!という
家族の方針だったから
高校生から親のちゃんぽん屋に
バイトとして働いていた。(ファーストフード店とかけもちもして)
その時はあんまり思わなかったんやけど
大人になって。
保育士3年した後退職し
母が手術をしたのでいっときお店を働けないということで、私が10ヶ月かな?
今度はバイトとしてじゃなくて
正社員として
朝も夜も父と一緒に働いた。
その時に改めて
父ってすごいな。
って思ったんだ。
高校生の時は自分もまだ子どもやったんか?
お金のために働いていたけど
大人になって働いてみると
このお店をゼロから一人で切り盛りしている。
お客さんは
「大将ー大将ー!」とか言ってなんか仲良し。
そして父が作る料理を美味しいといって常連客がいる。
この空間を作り上げて
築き上げてきたんだ。
リアルに
父と一緒にい過ぎて
喧嘩もひどかった。
朝から夜まで。
なんなら休みは家でも会う。
会いたくない!!笑
私がレジをしていると
全然知らないお客さんから
「親子?そっくりねーフフフ」と言われたら
「似たくねーー!」と心の中で叫んでた。笑
尊敬ももちろんあったが
父のことが大嫌いになるくらい嫌なところが沢山目についた。
でもそれは私の嫌なところを父が鏡となって見せてくれていたんだけどね。
当時ヨガの先生にそれを指摘されて
「嘘うそ、何言ってんの!?」
ってそのことを認めたくない、拒否していた私が
時間が経つと、次第に、だんだんと、そのことを受け入れられるようになっていた。
イライラするのは
私と父がめちゃくちゃ似ているからだ!
と。
その嫌な部分も受け入れられた時に
あんなに嫌だった父のことが
可愛らしくみえた。
そうすると不思議なことに
喧嘩もなくなった。
お互いが良き関係でいられた。
学びが終わったら
そこの場所は終了。
母も回復してお店に戻って来た。
今振り返っても
私が高校生の時だけお店を手伝っていたら
あんなに父の凄さを実感することはなかった。
そして、大人になった時に働いていた時に
当時双子の妹達が高校生で夜は一緒に働いていた。
あんなに家族とぶつかり合って
向き合えたのもあの時があったからだ。
今さらに大人になって自分と向き合って
私のことを分かってきた今思うことは
父と私は良い所も悪いところも含めてめちゃくちゃ似ている。
小学校の友人達が
「にこちゃんのお父さん面白いねー」と言っていたけど、あれは父の気遣いだった。
当時の私はそんなこと全く思ったこともないけど
私は気遣いが凄い。
みんなに良い空間
楽しい時間を過ごして欲しいと思ってしまう。
父もきっと
友達たちとコミュニケーションをとって
楽しく面白く話してくれていたんだ。
仕入先やガス会社などの業者さんだってなんか父に色々サービスしてくれていた。
そして、お客さんからだけでなく父の友人達からもめちゃくちゃ父は慕われている。「〇〇ちゃん!〇〇ちゃん!」といって
よくお客さんとしても食べに来てくれてたり
父が入院してる時も遠方からお見舞いもきてくれていた。
なのに父は
仲良い人はあんまりおらんと言う。←
これまじで私も同じ。
なんか、みんなから好かれる。
みんな私のことが大好きだ。←自分で言う笑
でも私が心を許している人って本当に数少ない。
こーいうところも父とめちゃくちゃ似ている。
母が
あんたは結婚難しいよー
お父さん結婚出来たのはお母さんやったからよ笑
とか冗談っぽく言うけどマジでそうかもしれない。笑
父も音や光に敏感だ。
繊細さんなのか?
マジこーいうのも似てるんよな。
他人と共同生活するっていうのが
むずいんかもしれん。
今は両親と住むのもマジで無理。
帰省も1週間も、もう無理だと思った。
結局一人が心地良くて
とりあえず今のこの一人の時間を
存分に楽しみたいと思う。
父の話から話がそれた。笑
そんな父のお店を今は兄が継いでいる。
兄も子ども4人。
頑張れ父親ー!って思うけど
兄のすごいところは
味噌や醤油など全ての調味料を無添加に変えたり
UberEatsしたり、ホームページ削除してインスタやXのみにしたり、オンラインショップ作ったり
時代に合わせてやっていっているということ。
あと、季節限定メニュー考案したりとか。
兄もすんごいなって個人的には思っておる。
では、行ってまいる!
*にこ*