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Dealing with Anger  怒りを「お世話する」

自分はあんまり怒りを覚えることがない(相手を怒らせてることはまぁまぁあると思う。特に親)。悲しくなっちゃうほうが多いかも。
まぁ怒りも悲しみも、内面の痛みがトリガーで現れたものという点では一緒なので、今回に関しては同様に扱えそう。

怒りとは

・内側に抱えてきた痛みが、とあるきっかけで発露したもの
・怒りという仮面をつけた痛み
・痛みは、過去のある時点で叶えられなかった願望の残骸
・目の前の相手や現象は、発露のきっかけ。怒りの原因そのものではない
・その認識があれば、怒りに対しても相手に対しても、客観的に扱える

感情とは

・感情=原因と結果の繋がりによる。「現象」
・秩序によって現れたもので善し悪しもない
・本来コントロールすべきでもない
・扱い方の問題
・内側の現象なのに、外側に原因を求めがち。外側は原因ではなくきっかけ
・感情や誰かとの比較ではなく、ダルマに沿った行動がとれるか

扱い方

・自分=怒り と同化しがち。「私は怒っている」
・怒りが生じたときの対応方法を知っておく。「怒りをお世話する」

怒りに対する適切な解消方法を、「シャマ」という。
ヴェーダーンタの勉強を、私は松山千春に落とし込んで理解しようとする傾向がある。ので「フォークソングって、シャマじゃない?!」と思った。
フォークソングは、日本では1960年代の学生闘争が盛んな頃に、アメリカから入ってきた。人生を謡ったり。体制への怒り、後には反戦をも標榜する。
つまり、怒りのまま暴動などを起こすのではなく、怒りを言葉や音楽に変えて発散している。
つまり、シャマだ!!

フォークソングが下火になっていったり歌い手がマイルドになっていく中で、現役ギラギラで政治にも世相にも関心ビンビンの千春。シャマハだ!
「これぞフォークシンガーという歌を、歌ってまいります!!!」って46年間ずっと全国まわり続けてる千春の『旅路』 

2022年春コンサート、『旅路』終盤にオレンジのライトが舞台からばぁぁああっと客席まで走っていく光景。なんかに似てると思ったら、金色の野に降り立つナウシカだ。ナウシカのポジションが66歳だけど。歌声と演奏と照明とでもう会場が呑み込まれてくのを眺める感覚だった。

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