「テレビって本当にいらない?」
テレビを見ない人が増えているという。
理由は様々だけど、わたしが1つ、引っかかったのは
「必要な情報は全部ネットにあるから」という理由。
自分に必要な情報だけを得たい。
無駄な情報はいらない。
わたしも元々テレビはあまり見ない方だから、気持ちは分からなくもない。けど、そうやって何かを極端に排除するってどうなんだろう?
自分にとって「必要」なのか、「無駄」なのか。
これらを正しく判断できる人なんているのだろうか。
どんな人たちかは知らないけれど、一生懸命何かを伝えようと番組を作っている人たちが、たしかにいる。
そりゃあ、くだらないな、なんて思うこともあるけれど
それが誰かにとっての「救い」になることだってある。
なんとなくテレビを見ていて、はっとする瞬間。
昔見た、ある一場面が忘れられない。
大勢の人が一生懸命作っているだけあって、やっぱりテレビの力っていうのは大きい。
だからこそ、一括りにして「いらない」と捨ててしまうのは
あまりにも、もったいない、と思うのはわたしだけだろうか。
「何かを選ぶということは、何かを捨てるということ」
何かの名言だったか、そんな言葉があるけれど
何から自分が影響を受けるのか、という話においては、どれかを捨てる必要なんてない、と思う。
それがテレビでもネットでもラジオでも、、
こだわらずに影響を受けてみればいい。
そうやっていろいろなものから影響を受けて
自分を作っていく。知っていく。
そこからどう考え、動くかは、結局自分次第なんだ。