好き同士が戦争をしている
カレーを作りながらアンナチュラル1話を見始める。その待ち時間にこのnoteを書き始める。
最近私がつまらないのは物語を見ていないから、という思い付きで手に取った。それはそうと、出会うものを増やす試みは広がりがあっていいと思う。
昼間は学芸員の授業を受けている。博物館は物を大切にする施設であり、大切な理由を訪れる人に示す場所だと思うととても面白い。講義の内容がまるでアナロジーのようで、淡々と大切にする仕方を勉強している。
ただ今週はオンライン講義で、身が入りづらいのが少し悲しい。今日は3時間でメモを1ページも取らなかった。
少し涼しくなってきて、部屋でも冷房を点けずに一日を終えられる。昼間一番暑いときでもタオルケットに包まれて微睡めるほどに涼しい。そのせいで、今日は何も進められなかった。
責任転嫁。
その何もできなかったのを取り返すために真夜中にnoteを書いている。「人は今日に満足できないからよふかしをする」んだったっけ。
アンナチュラル1話面白かった。主人公が人の気持ちに少しの恐れと誠実さを持って向き合うなど、キャラクターの強さが伝わってきて、展開が急に緊張するところがあり、好きな部類の物語だった。
フロムの「愛するということ」を遅々として読み進めている。メモを取るところが沢山ある本で、その中に「他人を自分の欲求を満たす道具にしない」という一節があった(気がする)。
そんなキャラクターとか文章が訴えてくる強さに耐えうる私を、私はまだ持っていない。
例えば、昨日は好きな人に嫌なメッセージを渡してしまった。
部活のメンバーの有難さにも気づかないで、満足できない点に目を向けてしまった。
でも、昨日誕生日を迎えた父親にはお祝いのメッセージを送れた。お返しにまた嬉しい言葉を受け取ってしまった。
そんな01ではない発展途上のふるまいと向き合っている。多分私の中で好きが戦争をしていて、そのせいで大切なものが傷ついている。
そうだね。
言葉遊びが酷くなってきたので、そろそろやめにしたほうが良い。おやすみなさい。
↓この文章を書いたBGM
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