Nikon Zf発表！実機を見て思うこと
こんにちはAliceです♪
ついに！待望のNikon Zfが発表されましたね！
Dfのミラーレス版？
Zfcのフルサイズ版？
どちらでもあり、どちら共違うような、凄いフルサイズミラーレス一眼カメラになりましたね。
⬛︎新世代エンジン
個人的に1番のトピックは、Z9・Z8にしか搭載していなかった映像エンジン【Expeed7】を採用した事だと思います。
既存のZ6Ⅱ・Z7Ⅱまでは【Expeed6】なのです。
どちらも使っている身からすると、天と地の違いがあります。
映像エンジンの世代の違いは、どのメーカーでも天と地ほどの差になるので、Nikonが悪いわけではありません。
キヤノンの現行エンジン【DIGIC X】も、ひと世代前の【DIGIC8】との差がとんでもないレベルです。
二度と【DIGIC8】のカメラは使いなくない次元です。
SONYの【Bionz XR】も同様ですね。
⬛︎驚きの価格設定
それでいて、Nikon Zfは価格を抑えて来ました。
なんと実売27万円！
【Nikkor Z180-600mm f/5.6-6.3 VR】の実売22.5万円も驚きましたが、Nikonの価格戦略は凄いと思います。
9/22（金）10:00に予約が開始され、価格面でも驚きを持って市場に受け入れられたと思います。
ニコンプラザ東京でも実機の展示が開始されたとのことでしたので、早速見に行って来ました。
⬛︎ニコンプラザ東京
生憎のお天気でしたが、ニコンプラザ東京に着くと凄い人でした。
実機展示が開始された最初の土曜（日祝は定休日）なので、混むだろうなとは思いましたが、想像以上でした。
Nikonオールドファンと思われる年齢層よりも、学生くらいから30代くらいに見える方まで、若めな方が行列を作っていた印象で、ちょっと意外でした。
貼り革のカラーバリエーションがとても良いですね。
後からでもカスタム出来ますが、Zfcの発売時同様、期間限定で貼り替え無料キャンペーン実施中です！
更にはニコンダイレクト限定で、ボルドーレッドもあります！
レンズにも、Z40mm f/2とZ28mm f/2.8には【SE：スペシャルエディション】という、見た目違いのモデルがあります。
※素のモデルとは外装デザインが異なるだけで、性能差はありません。
このレンズキットで実売30万円ですからね…。
利幅を削ってでも、本気で売る意気込みを感じます。
実物を見た感じでは、マグネシウム合金製の躯体も真鍮製のパーツも質感高く、710gもあるのでZfcとはだいぶ違うと思いました。
しかしグリップは見た目通り良くないので、左手をレンズに添えて撮るスタイルが基本となると思います。
片手でパシャパシャという感じでは無いですね。
⬛︎似合うレンズは？
SE（スペシャルエディション）のレンズも良いですが、個人的なお勧めは私が愛用している、こちらのレンズです。
フォクトレンダーNOKTON 40mm F1.2 Aspherical（Nikon Zマウント）
絶対に似合うと思います！
Zfを買ったら必ず組み合わせたいレンズです。
⬛︎ターゲット層は？
Z9を買ったけど、Z9に見合うサブ機が無い！
↓
Expeed7搭載のZ6・Z7が出るまで待とう！
↓
Z8が発売されたので、サブ機には高すぎるけど仕方ない！とやや不本意ながらZ8を追加購入
上記のパターンの方は少なからず居ると個人的に思います。
（私はそこで思い留まってZ5で我慢しました）
このパターンのプロまたはハイアマチュア層の方が、仕事ではZ9・Z8を使い、サブ機兼趣味でZfを購入するのでは？と私は思います。
いずれにせよ業務レベルの撮影も可能な性能を有し、尚且つクラシカルで質感も高く、それでいて価格は驚くほどリーズナブル！
この価格帯に免疫がある層であれば、買わない理由がありません。
スポーツやモータースポーツなど、激しい動体を撮影している層はそもそもターゲットではないし、見た目重視でFUJIFILM X-Tシリーズを購入検討するような層が、ニコンとしては奪いたい所かも知れません。
（タッチ&トライの最中、私の隣で試していた方は会話の内容からX-Tシリーズ愛用者だと思いました）
⬛︎まとめ
フルサイズ・APS-Cどちらでも良いし『見た目で欲しいと思ったカメラが欲しい！』という方が、今までZfcの購買層だったと思います。
そのZfcの上位互換モデルとなり、Expeed7を搭載して新機能も満載！価格も抑えた！
↓
隙の無いマーケティングに脱帽です。
⬛︎懸念点
買って後悔しないカメラになるのは間違いないのですが、唯一の懸念点を挙げるとすると…
遠くない将来に発売されるであろうZ6Ⅲが、Expeed7を搭載しZfのスペックにほぼ準拠したモデルではなく、新開発CMOSセンサーを採用して大幅に魅力UPしてくる可能性です。
Z6Ⅲには、SONY α7Ⅳの約3,300万画素センサーをニコン版で採用してくる可能性があると思います（あくまで個人の予想）。
CMOSセンサーを自社開発していないニコンも、いい加減SONY製α7Ⅲ世代のセンサーを引っ張らないと思いますので…。
Z9・Z8のサブ機として、Zfを追加購入した方が、Z6Ⅲが発売されたらまた買う事になるのではないか？というのが懸念点です（笑）。
ニコンの商品戦略にまんまと嵌る訳です。
いやはや、最近のニコンは本当に変わりましたね。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
また次の記事でお会い出来ますように。
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