カメラは、実は進化していない?!
こんにちは♪Aliceです。
前回の記事で、1996年発売のフィルムカメラ【Nikon F5】を購入した事について書きました。
早速、先週末の東京競馬場で当時のフラッグシップカメラの実力を試して来ました。
組み合わせたレンズは【AF-S Nikkor 300mm F/2.8G ED VRⅡ】です。
因みに、Fマウントでは【Gタイプ】以前のレンズでないと、Nikon F5は絞りを操作出来ません。
(Eタイプは電磁絞りで、Gタイプ以前は機械式絞りと覚えておくと良いでしょう。)
ニコンでは2世代前になる【Gタイプのサンニッパ】が未だに人気がある理由や、Z9をメイン機とする私が今更購入した訳を記事にしたところ、大変ご好評頂きました。
ありがとうございます。
前置きが長くなりましたが、11/18(土)が私のF5デビュー戦です。
東京競馬場に到着し、まずはフィルムを入れずにAF動作を確認し、不規則な動きをする競馬でもAF-Cが追従する事が分かりました。
また、友達に渡してシャッターを切って貰い、フィルムカメラを布教しました笑。
今回持ち込んだフィルムは【Kodak Color Plus200】です。
初めて使うフィルムですが、フィルム価格が高騰する中でも比較的安価で手に入るようです。
では撮影結果をご覧頂きたいと思います。
連写してもしっかりピントが追従してくれて、ピントが外れたカットはこの連写中1枚もありませんでした!
正直、驚きました!
いくら当時のフラッグシップ機とは言え、27年前に発売されたカメラです!
AFポイント(測距点)は5点しかありません。
Nikon Z9は493点もあります。
その差、ほぼ100倍です!!
逆の言い方をすると、Z9の100分の1のAFでも、ピントを外さないのです。
こちらは、ファインダーでは見辛い程の強い逆光ですが、AFはしっかり追従しました。
こちらは強いフレアが出る程のド逆光で、ファインダーでは撮れているか自信が無い程のシチュエーションですが、しっかりピントは合っていました。
…学生の頃、オートフォーカスのカメラはまだ出始めの時代で、オートフォーカスよりマニュアルで合わせた方が、動きモノは歩留まりが良いシチュエーションが多々ありました。
『AFなんて信頼できない』という意識がありました。
しかし、実際には27年前にこんなに信頼できるAF技術が確立されていたのですね。
フィルムが余ったので、翌日11/19(日)も東京競馬場で撮影しました。
こちらは絞り開放f2.8で、かなり近接撮影、しかも予測不可能な挙動をするシーンです。
しっかりピント合っていました。
結論、Nikon F5のオートフォーカスは【最新のミラーレス機にも引けを取らない】と思います。
現像してみないと撮影結果は分かりませんが、
『撮れていないかも知れない』
『ピントが合わなかったかも知れない』
という心配はF5に関しては不要でした。
【カメラは、実は進化していない?!】
と激しめのタイトルを付けましたが、被写体認識などのAIを駆使したテクノロジーは付加されているものの、オートフォーカス機構そのものは、特段進化していないのではないか、と思った次第です。
因みに【Kodak Color Plus200】の色合いも、とても好きでした!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
また次の記事でお会い出来ますように。
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