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日本のIT業界の課題を知ると、ますます子どもにプログラミングを学ばせたくなるワケ

こんにちは!
アルゴリズミクス世田谷です。

今回は、日本のIT業界の課題を考えながら、子どもとプログラミングについて改めて考えてみたいと思います。

きっかけは先日目にしたこのブログです:


このブログをもとに、いくつか考えていきましょう。

IT業界のベンダー比重高の日本が抱える問題点

日本ではプログラマーを含むIT関連の人材の実に72%が、「ベンダー企業(=技術を提供する組織)」に属しているそうです。一方、米国では「65%」がソフトウエアを利用する「ユーザー企業」に属しているそうです。

もちろん、そもそもの人材量も日本と米国は「1:4」ほど違う事情もありますが、この所属先の違いは、日本のユーザー企業のほとんどが、IT技術を使った形でソリューションを作りたいと思った場合、その技術を「外注」に頼らざるをえないことを示しています。

さらに、経済産業省の「2019版ものづくり白書」に紐解いたIT目的別投資実施企業のグラフを見ると、日本企業のほとんど「コスト削減」や「効率化」を目的にITを利用しているのに対して、米国では「サービス開発強化」や「顧客行動分析」といった攻めのIT投資に重点が置かれていることがわかります。

この数字の違いから見えてくる点は

日本はまだまだITをただのコスト削減のための効率化ツールと思っている

とブログの著者である「Paiza」の倉内さんは指摘しています。

またアルゴリズミクス世田谷のCEOである冨田は、長年IT業界の人材開発に関わる仕事に携わってきました。その冨田も

「日本のITビジネスの受託の高さを、私も危ないと思っています」

と話します。IT技術が企業の競争力の要になっている今、その技術を「外注」しなくてはならないという状況は、企業のコスト面から考えても不利な状況です。一方で、社内に人材を抱えることは、トップが技術者と彼らが生み出す技術を適切に評価できる状況でなくてはならないことを示します。

クリエーションのためのプログラミングvsツールとしてのプログラミング

冨田はさらに、

「ツールとしてのIT技術の提供ではなく、新しい産業やサービスを創造するためにIT技術を活用する」

と指摘します。そして、このクリエーションやサービスのためのプログラミングを扱える人材の育成について、これまで日本ではあまり重視されてきていなかった傾向があります。

トップ技術者が必要なのではなく、技術の必要性や良し悪しを理解できる、技術者に寄り添える人材の育成が必要なのです。

言い換えると、プログラマーになるために難解なプログラミングで一番になることを目的に学ぶのではなく、プログラミング的思考とその技術を理解でき、それを土台に自由なクリエイティビティを発揮できる人材です。

日本国内でも、こうしたサービスを提供する側の「ユーザー企業」が、自ら技術者を取り込み、革新的なサービス提供を行って成功している企業の例があります。

三井住友銀行が、UXデザイナーを社内に抱え、そのデザインや取り組みについても積極的に社会に情報提供していることは話題になりました。

2019年にこのnoteでその情報提供を開始した時は、SNSでも話題になったので、ご存知の方もいるかもしれません。

同社アプリの利用者目線でお話しすると、それまでのアプリからこのGOOD DESIGN賞を受賞したアプリに変わった時の使いやすさを体感した時の「やるな」という感覚は、まさに顧客の目線にたった企業が、技術をしっかりと形にできる人材を投入して作ったサービスだったからこそ生まれたものだと感じました。

また、同社デザインチームの動きは、その後もニュースに取り上げられています

今年の春のニュースイッチ記事(2021年3月17日)では

デザインチームの立ち上げから5年経った現在では、5人のデザイナーがリテールIT戦略部に所属している。仕事のニーズは増える一方だ。

とのこと。

つまり、プログラミングの知識を持ったそれでいてクリエイティブな人材は、ここ日本で、ますます求められていくということがわかります。

アルゴリズミクスならクリエイティビティも高められる

さて、私たちアルゴリズミクスが提供しているインタラクティブなプログラミング学習レッスンと教材の特徴は

✔︎ゲーミフィケーション(ゲーム感覚を持ったもの)
✔︎クリエイティビティ
✔︎英語

の3つが挙げられます。

まずゲーム感覚でレッスンに取り組めることで、プログラミングの様々な仕組み部分を、自然に身につけていくことができます。

そして、アルゴリズミクスが用意している色鮮やかで楽しげなキャラクターが登場するコースにより、クリエイティビティが刺激されます。実際に自分でゲームや動画を作り、それを発信することで、さらにモチベーションを高めることも可能です。

クリエイティビィティを伸ばす方法はいろいろな文献で、科学的にも証明されていますが、その一つに

筋トレするように「クリエイティビティを高めるトレーニングを行う」ことが挙げられています。

常にアイデアを考え、何かを作り出し続ける。脳を働かせ続ける点が大切だそうです。

出典:https://www.entrepreneur.com/article/311870

また、「人と一緒に学ぶこと」や「人に質問したり、フィードバックをもらうこと」も、クリエイティビティを伸ばすのに大いに役立つと言います。

出典:https://www.inc.com/larry-kim/9-ways-to-dramatically-improve-your-creativity.html

そしてこれらを全て「英語」のレッスンとして行っているので、アルゴリズミクスのプログラムです。

てんこ盛り!と思われるかもしれませんが、子どもたちはプラットフォームに入り込みながら、講師とクラスメイトたちとのコミュニケーションを通じて、リラックスした雰囲気の中レッスンに取り組んでいくので、楽しくして仕方がない!という感覚の方が正しい表現のようです。

そのクラスの様子、ぜひ一度覗きにいらしてください。
アルゴリズミクスはオンラインコースもご用意していますので、
スクールから遠い方でも受講が可能です。


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