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「⚪︎⚪︎人の壁」は自分たちで壊す:ALGO ARTIS 第2回全体合宿まとめ〜前編

ALGO ARTIS では、組織規模の拡大に伴い、全員が一体感を持ちながらより良い組織を作っていくために、先月11月に全体合宿を実施しました。今回の合宿は、会社のこれまでとこれから、そして仲間について広く・深く知り、考えるきっかけづくりを目的としています。

急成長する組織にとって、「◯◯人の壁」と呼ばれる課題に直面することは珍しくありません。どのようにカルチャーを共有し、社員全員が同じ方向を向きながら成長していけるのか。この合宿では、そんな課題に向き合い、具体的なアクションを探る取り組みを行いました。

・・・と少し固く書きましたが、普段とは違う環境で社員が揃い、仕事から離れて過ごす時間は、やはり特別ですよね。「仲間と話すってこんなに楽しいんだ!」と実感できる瞬間がたくさんありました。

この記事では、合宿に向けて結成した事務局メンバーによるレポート形式で合宿の様子をお届けします。社内イベントの企画やチームビルディングに取り組む皆さまに、少しでもヒントやインスピレーションを提供できれば嬉しいです。


1.運営体制、場所選び

まずどんな体制でどんな場所選びをしたのか、初期から携わった私、人事の飯田からお伝えします。

合宿開催の経緯
2022年に第1回全社合宿を開催しており、今回は2回目です。元々代表永田が「組織課題の把握やチームを超えた一体感醸成のため合宿をやりたい!」という想いを持っていました。私が入社したタイミングで永田と話し、組織が急拡大中だったこともあり組織開発の文脈で第2回全社合宿を開催することにしました。

事務局チームの結成
「組織を良くする」という目的だけ定め、合宿の内容は人事や経営側が提示するのではなくボトムアップで決めたいと考えました。そこで、事務局チームの人員は各チームから1人ずつ選出してもらうことにしました。結果として、熱い想いをもった7人のメンバーが集まってくれました!11月の開催を目途に7月ぐらいから動き始めました。

参加規模
約60名の社員が参加しました。参加したいけど子連れじゃないと難しいという社員もいたので、1名2才児も参加してくれました!休み時間にぱたぱたと走り回って、みんなのアイドルになってくれてましたね。

施設選びのポイント
立地、設備、費用、アクセスなど様々な観点で複数施設を検討しましたが、最終的に「交流のしやすさ」が決め手となりライムリゾート箱根を選びました。60人規模で施設を丸ごと貸し切れるのが大きかったですね。また共用スペースも暖炉やソファが設置されたお洒落な空間で、「非日常的な雰囲気」を満喫できたのが良かったです。

広く見渡せる共有空間が特徴の「ライムリゾート箱根」

2. 1日目- 各アジェンダをタイムラインで紹介

ここからは、各アジェンダを担当したメンバーがそれぞれお届けします。メインとなる合宿の初日がどのように進んだのか、時系列でお伝えしていきます!

2-1.経営陣が語るALGO ARTIS の原点

ビジネスチームの小野です。
合宿はまず、経営メンバーによる「これまで」にフォーカスしたセッションからスタートしました。これは、ALGO ARTIS の原点を知るとともに、全員が未来について考える土台を作るための時間でした。

セッションの準備と狙い
事前に経営陣には、以下のポイントを中心に話をお願いしました:

  • パーソナリティ: 自身のキャリアやこれまでの経験、ALGO ARTIS に携わるまでの経緯。

  • 立ち上げの想い: ALGO ARTIS をどんな想いで立ち上げたのか。

  • プロジェクトの背景: どのようなプロジェクトを経て、現在に至ったのか。

当日は永田(代表取締役社長)、武藤(取締役 / VPoE)、門脇(取締役 / リードアルゴリズムエンジニア)の3名から、それぞれの視点で話を共有していただきました。

セッションの内容と印象に残った話

  • 永田から
    「社会の基盤を変革する」という熱意のもと、創業当初の挑戦について語られました。特に、AIとアルゴリズムを通じて社会課題を解決するという熱い想いが伝わってきました。

創業当初を振り返る永田(代表取締役社長)
  • 武藤から
    エンジニアリングチームの立ち上げや、プロダクト開発における苦労話が共有されました。技術だけでなく、人をどう活かしていくかについての話に、多くの共感の声がありました。

武藤(取締役 / VPoE)からはプロダクトを生み出す際のリアルな苦労が共有
  • 門脇から
    アルゴリズム開発における具体的なエピソードや、自身のキャリアとALGO ARTIS のミッションとの重なりを語る中で、「挑戦を楽しむ」という姿勢が印象に残りました。

挑戦を楽しみながら技術を磨く ー 門脇(取締役 / リードアルゴリズムエンジニア)

参加者の声
参加者からは、以下のようなコメントが寄せられました:

  • 「経営陣がどのようなプロジェクトに携わってきたかについて初耳だったので、スピンオフするまでの流れも含め詳しく知ることができて面白かったです。」

  • 「自分自身としても知らない話が多く、パーソナリティを知れて単純に話も面白かったです。」

  • 「会社を知ることの一つの大きな要素として、このセッションは非常に有意義でした。」

所感
経営陣3名それぞれの個人の特性が色濃く表れたセッションとなり、「このフェーズの会社では、会社を知ることの1つの大きな要素になる」と感じました。合宿全体の目的にも大きく寄与していたと思います。
私自身としても、知らない話が多く含まれており、経営陣のパーソナリティを知る良い機会になりました。話の内容も単純に面白く、引き込まれる場面が多かったです。

充実した話が続き、時間は大幅にオーバー(笑)

2-2.ワークショップ〜会社の今と未来を考える

続いては、合宿のメインコンテンツでもあるワークショップについて。今回のワークショップでは、参加者全員で会社の今と未来を考える貴重な時間となりました。
このセッションの様子は、プロダクトチームの阿部がまとめます。個人的に感じた熱量や、新しい気づきを交えながら、当日の雰囲気をお伝えします!

テーマと狙い
今回のワークショップでは、「個人的なALGO ARTISの魅力、未来」をテーマに、ワールドカフェ形式によるディスカッションを実施しました。狙いとしては、以下の2つを設定しました。

  1. ALGO ARTIS の中の人たちがどんな思いで一緒に仕事をしているかを知ること

  2. 他部署の人とも接点を作り、新たな交流の場とすること

アイスブレイクについて
最初のラウンドのテーブルメンバーで、アイスブレイクとしてヘリウムゲームを行いました。個人的にはなかなか終わらずに虚偽申告の誘惑にかられましたが、そこをグッと堪え、しっかり最後まで。最後のチームにならずにほっとしました。

みんなで息を合わせて、指を離さず下に降ろせるか…意外と難しい!

グループ分けの工夫=オリジナルの最適化ツールを開発!
ワールドカフェ形式では、ディスカッションを複数ラウンドに分け、メンバーをシャッフルしながら進行しました。ただし、人数が多いことや会場レイアウトの関係で、事前にアルゴリズムエンジニアの芦田さんに作成して頂いた最適化ツールを使用し、効率よくグループ分けを行いました。なるべく参加者の所属がバラけるよう調整し、外せないミーティングがある人も考慮する仕組みを取り入れたことで、運営の負担が大幅に軽減されました。

合宿用にグループ分け最適化ツールを開発=ALGO ARTIS だもの

ディスカッションの流れ
2-1のレポートにある通り、まず経営メンバーからALGO ARTIS という会社に至るまでの経緯と、立ち上げに際しての思いを話してもらいました。その後、前述のアイスブレイクを経てのディスカッションスタートです。いきなり会社の魅力などを話し始めるのはテーマとして大きすぎるかも、と思い、きっかけとして「自分がALGO ARTISにジョインする決め手になったこと」から話してもらうようにしました。各ラウンドともリラックスした雰囲気で意見が飛び交い、議論が盛り上がっている様子でした。
最後に各テーブルでディスカッションに出た話題を共有してもらって、ディスカッションをクロージングしました。

どのテーブルも議論が盛り上がっていた

アンケートのコメント(一部抜粋)
参加者からは以下のようなコメントが寄せられました:

  • いろんな人とオープンなテーマで話す機会ができて、リラックスした状態でそれぞれの考えが聞けて非常によかった。一方で、議論の内容自体は、あまり深まる印象ではなかったので、そういう方向性の議論も機会があるといいなと思いました。

  • それぞれの発言から、会社全体としてのカルチャーが具体的に感じられたのが素晴らしかった(最高な組織だと思った)。一方で「危機感」みたいなところが(前向きな形で)もっと出てきても良い気がしていて、そのあたりはテーマ設定次第かなと思いました。

  • 3回 * 5人と話していると段々同じ話が増えてくるので、テーマを回ごとに微妙に変えて設定してもらえると繰り返しにならないと思いました。

  • いつも話せないことや話したことのない人にいろんな話を聞けて有意義だった。

みんなリラックスした雰囲気

個人的振り返りと改善ポイント
初めて利用する場所だったため、ファシリティや事前準備した物品の活用などで現地調整しないといけないことが思っていたよりも多くあり、スムーズなラウンド調整ができなかったと感じています。少しリハーサル的なものを入れた方が良かったと思いました。

タイムテーブルはズレることを想定して現地で調整しましたが、ディスカッションの落ち着かせどころがわからないと受け止められたようです。ここについては最初に枠を決めて発信できると良かったかな、と思います。

全てのラウンド、及びテーブルで同じテーマを通したので、人によっては同じことをずっと話しているように感じてディスカッションの発展性がないように受け止められたようでした。この点については、ディスカッションテーマ自体をテーブルやラウンドで変化をつけるなど、次回以降に活かせるポイントかと思っています。

チームを超えて語り合う貴重な時間

2-3.夕食

ワークショップで語り合った後は、美味しい夕食が待っていました。施設自慢の料理が並び、自然と笑顔が溢れるひとときになりました。
その一方で、一部のエンジニアたちはこの日から始まったAHC(AtCoder Heuristic Contest/競技プログラミングコンテスト)への参戦で少し忙しそうな様子も見受けられました💦

たくさんの豪華な食事が並びました!

2-4.夜は楽しくクイズ大会!

PRの永留がレポートします。
合宿の夜を盛り上げるため、テンポよく進められるよう工夫したクイズ大会を企画しました。スタイルは、某TV番組「⚪︎ールスター感⚪︎祭」を参考にしつつ、ALGO ARTIS らしいユーモアとチーム感を意識した内容にしました。

クイズ作成の裏側
クイズのネタは事前に社内アンケートで募り、必要に応じてネタ提供者と個別でやり取りをしながら設問を作成。入社時期に関係なく楽しめるように配慮し、また合宿の主旨に合わせて社員に関するクイズを中心にしました。
一部、経営陣のちょっぴり恥ずかしい過去ネタも織り込みました、笑

Googleフォームを使って回答を集め、回答データをリアルタイムで集計。関数を組み込んだスプレッドシートで順位がすぐに分かる仕組みを用意しておきました。

スマホ(Googleフォーム)で答えながら進行

答えがリアルタイムに出るクイズで盛り上がる!
さらに、ジャグリングが得意な社員のパフォーマンスを取り入れ、「成功するかどうか」を予想する設問も設定。その場で答えが判明するライブ感は大いに盛り上がりました。

上位3名には、ALGO ARTIS オリジナルデザインのタンブラーをプレゼント!
終始笑いに包まれた時間となりました。

果たして成功するのか・・・⁉︎

後編に続く・・・

前編はここまで!今回は、メインとなる1日目の内容を中心に、合宿の目的に向けてどのようなコンテンツを意識したのかをお届けしました。経営陣の視点や参加者同士の交流が深まったワークショップ、そして夜のクイズ大会など、随所にALGO ARTIS らしさが詰まった1日目でした。

後編では、2日目のアクティビティの様子に加え、運営におけるポイントやアンケート結果、さらに今後に向けた学びについてもお伝えします。次回もぜひお楽しみに!


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