ALGO INSIDE #4 CTO募集中。月次で倍々成長を続けるチャットボット事業における、ノーコードシステムの開発。
こんにちは、Algoage採用担当です!
今回はCTOの安田洋介さんにインタビューいたしました。「適任者が見つかれば、CTOを譲りたい」と考えております。真意について詳しく聞いてみました。
組織拡大に向けてCTO候補を急募。CPOとの2頭体制へ
―― 早速ですが、「適任者が見つかればCTOを譲りたい」という話は本当ですか?
はい、本当です。本気度は100%ですね。
――事業が順調に成長しているのに…なぜでしょう?
むしろ事業が伸びているからこそ、です。
組織の拡大に向けて近いうちにCPO(Chief Product Officer)の役職を新設し、開発部門をCTOとCPOの2人で見る体制にできればと考えています。役員として開発をリードできる方、事業や組織全体を見て最適な開発を進められるような方が現れたらCTOをお任せしていきたいです。
私自身はどちらかといえばCPOの方が適正があるので、可能であればCTOの方に新しく入っていただきたいと思ってますね。
――ポジティブな意味でCTOを譲りたいんですね、安心しました。「伸びている事業」とは、テレビCMも話題の「DMMチャットブースト」で間違いないでしょうか?
はい。Algoageが今もっとも力を入れている「DMMチャットブースト CV」です。「DMMチャットブースト」は3社合同で3つのサービスを提供している事業なのですが、われわれAlgoageは「DMMチャットブースト CV」を開発、運用しています。
「DMMチャットブースト CV」を簡単に説明すると、新規顧客の獲得に特化したチャットボットサービスです。ユーザーをLINEへと誘導し、寄り添いながらサポートを行います。
具体的には、公式サイトやLPを訪れたものの離脱しそうなユーザーの画面にポップアップを表示し、LINEアカウントの登録を促します。そして、登録してくれたユーザーに対して、困っているポイントのヒアリングや最適なプランの提示、体験者の動画なども送付します。新規顧客の獲得だけでなく、既存顧客に対するクロスセルでの活用も可能です。
とても好調に事業が伸びており、今のところ毎月売上が倍になるペースです。サービス開始して約半年になりますが、すでに現段階で既存顧客による年間売上が見込み1億円を超える規模に急成長しています。
また今後、こういったチャットボットをユーザー獲得に活用する市場は2021から2025までの4年で7倍以上成長すると言われており(*1)、まだまだ大きく成長する余地を残しています。
技術力を活かし、柔軟なノーコードツールを独自に開発
――「DMMチャットブースト CV」はなぜ急成長しているのでしょう? サービスとしての強みを教えてください。
複雑な会話フローにも対応する柔軟な設計と外部システムとの連携が「DMMチャットブースト CV」の大きな強みですね。
一般的なチャットボットを導入している企業からは「本当にやってほしい行動までユーザーを誘導できない」という悩みがよく挙がります。例えばヘアサロンのサイトなら、サインアップ用のページまでは到達しても予約までは至らないといったケースが少なくないんです。
一方、Algoageはチャットボットのシナリオ構築システムを自社開発しているため、柔軟にアレンジできます。チャットボットでの会話を通じてユーザーを到達させたい場所まで導き、やってほしい行動までシームレスに完結させることが可能なのです。
――シームレスに完結するチャットボットを導入企業が開発するのは難しいのでしょうか?
そうですね。まず、会話のシナリオ設計はかなり複雑なので、ノウハウのない状態で始めるのは難しいでしょう。また、せっかく手の込んだシナリオを考えても、それを実装できる既存のチャットボット開発ツールは少ないのが現状です。
コストの面でも難しい部分があると思います。Algoageは一連のサービスを成果報酬で提供しているため、投資に対して成果が見合わないということはありません。運用コストの低さも導入企業のメリットとなっています。
――では、開発者にとって「DMMチャットブースト CV」の魅力は何でしょうか?
昨今、社会的な需要が高まってきているノーコードの要素を取り入れた構成で開発している点です。ソフトウェアに求められる役目が増えてきたことにより、非エンジニアでも必要なソフトウェアの機能を作れるノーコードの分野は、ニーズがどんどん高まってきています。我々も、非エンジニアの会話シナリオ構築チームが、自分たちだけで複雑な機能を持ったチャットボットを作れるようなシステムを作っており、まさにノーコードシステムのような側面があります。機能の柔軟性と作りやすさを高度に統合していかないといけないので、とても難しいですが、開発者目線ではとても面白いです。
組織を拡大した経験を活かし、事業の成長を加速してほしい
――現在の開発部門の組織体制を教えてください。
メンバー数は15〜20人で、正社員と業務委託、副業の方がほぼ同数ずつ在籍しています。業務委託や副業の方には、メルカリやサイバーエージェント、クックパッドといった有名企業出身のシニアエンジニアが多数います。
一般論ですが、経験の浅いエンジニアがサービスを開発すると、十分な拡張性を持たせられず後々つまづくことが少なくありません。Algoageではそのような事態に陥ることがないよう、早い段階からスピードと拡張性の両方に配慮した開発体制を目指してきました。
シニアエンジニアにレビューを入れてもらったり、豊富な知見に基づくアドバイスを受けて技術選定をしたりする体制は、この規模のスタートアップにしてはかなり整っていると思います。
またAlgoageには、ソフトウェア開発経験のあるメンバーが、エンジニア以外にも揃っています。経営陣はもちろん、BizDevなどにも開発経験のあるメンバーが多いので、エンジニアにとっては非常に動きやすい環境です。
――エンジニアが開発に集中できそうな組織に思えますが、課題もありますか?
「いかに拡大させるか」ですね。想定している成長ペースを踏まえると、1年くらいでは現在のメンバー数のほぼ倍にあたる30人程度の体制にはしたいと思っています。
だからこそ、これからはCTOとCPOがいる体制にする必要があると考えています。数十人の規模になると、経営レベルでプロダクト開発の意思決定が出来るメンバーが少なくとも2人いるべきだと考えているからです。
――新CTOにはどんな方が適任でしょうか?
組織が成長していく過程での成功や失敗を肌で感じてきた方が理想ですね。例えば、数名→数十人規模に成長するフェーズのスタートアップを経験している方、さらに、特定分野のスペシャリストではなく広い領域を見てきた方なら、CTO経験者ではないとしても活躍できる可能性は高いと考えています。
もしも「初期のカオスな状態から組織が拡大していく過程はおもしろかったけど、今は落ち着いてしまって少し物足りなさを感じている」という方なら、今後のAlgoageにやりがいを感じてもらえるのではないでしょうか。
マインド面では、困難な状況を楽しめることが大切です。今のメンバーは学ぶことに対するモチベーションが高く、社内には「自分たちが持ってる知見を活かして、みんなでより良い組織にしていこう」という雰囲気があります。それを魅力的に感じてくれる人はカルチャーもフィットすると思います。
――最後に、未来のCTO候補へ一言お願いします!
私自身はAlgoageの事業を楽しんでいますし、これからも誰にも負けないぐらいしっかりと開発責任者を務められるように成長していきたいと思っています。
ただ、もっとも大切なのは「事業の成長」です。私より優れたCTO候補の方と出会えたら、その際はすぐにでもお願いしたいと考えています。
事業成長の勢いは、開発のクオリティ次第で大きく変わります。急成長フェーズのスタートアップで、これまで培った経験やスキルを存分に活かしたい方のご応募をお待ちしております。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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