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土壌と人間、効率の光と影

どうも!『Alex Lab』のAyatoです😸

今回の【思考の旅路】は、
効率優先によるジレンマについてです!
自分の直接的な体験を題材に考えてみました😄

少しシビアな問題なので様々な考え方があると思いますが、視点や疑問を得る為の試金石として捉えていただければと思います🤔

では思考の旅路をお楽しみ下さい☆


《問い》

一つの物事を深掘りすると、見えてくる共通点がある。
たとえば、次の二つの事例。

🔻本当に甘くて美味しい野菜は、微生物が活発な土壌で育つ。しかし悪さをする微生物もいるので見た目が悪くなりやすい。
売るためには見た目が優先される為に土壌に薬剤を入れて微生物を殺す必要があり、そうすると本来の甘みが失われてしまう。

🔻体や脳に一部の損傷があるため、働きたくても働けない人がいる一方で、人手不足に悩む業界がある。その職場はギリギリの人員で回され、労働環境や人間関係が悪化する。こういった職場は往々にして賃金も低い。

これらの事例にはアナロジーを感じる。

短期的な成果や効率を追求するあまり、本質的な価値が犠牲になっている。
見た目重視の野菜づくりも、ギリギリの労働環境も、いずれも効率性を追い求める結果としての選択肢だ。

これらの問題は制度的なものか?
それとも属人的に解決可能なものか?

《属人化と制度的課題の絡み合い》

これらの問題を考えると、制度的な側面と属人的な解決可能性が交差していることが分かる。

農業の例では、見た目にとらわれず「美味しさや栄養価」に価値を見出す市場や流通の仕組みが整えば、微生物豊かな土壌で育った野菜が評価されやすくなる。

同時に、農家自身がその価値を理解し、地域の直売所や独自の販路を通じて消費者に届ける努力も欠かせない

労働環境の例では、職場全体での仕組みづくりや、働きやすい環境を整えるための制度が不可欠だ。一方で、現場のリーダーシップや人間関係の改善といった属人的な工夫も、短期的には状況を改善する糸口になり得る

どちらの場合も、属人的な努力だけでは限界があり、社会全体の仕組みがこれを補完する必要がある🤔

《「効率」の影がもたらすもの》

効率化や見た目の良さ、短期的な成果は、それ自体が悪いわけではない。
ただ、それが唯一の価値基準になったとき、見過ごされるものが出てくる

微生物豊かな土壌や障害を持つ人々の労働参加の可能性は、目に見えにくいが長期的な価値を生み出す重要な要素だ。しかし、効率を優先する社会では、それらが「コスト」として扱われることがある😅

《課題の克服に向けて》

これらの問題を乗り越えるには、長期的な視点と多様な価値観が求められる
短期的な成果を超えて、本質的な価値を見直す必要があるだろう。

🟢農業では、消費者が「味」や「栄養価」に注目することが、見た目に偏らない選択を促す。

🟢労働環境では、柔軟な働き方や多様な能力を活かせる職場づくりが重要だ。

これらは一朝一夕に変わるものではないが、日々の選択や行動の積み重ねが、より良い未来への足掛かりになると思う。
効率を追い求めるだけでなく、その影に隠れた可能性を拾い上げることが、次のステップにつながる。

《最後に》

資本主義下では難しいかもしれないが、効率だけを正義とせず、長期的な視点から価値を見直す必要がある。
持続可能性と人間らしさを尊重する未来を描けるかどうかは、個々の行動と制度の変革の両方にかかっていると考えられる🤔



どうだったでしょうか?
資本主義を否定している訳ではないのですが、あらゆる事には一長一短があり、その細部について考えることが、新たな解決案に繋がるのではないかと思います。

この記事が、あなたの疑問や視点に繋がったり、知的探究心に少しでも刺激を与えれたら、ぜひいいね(❤️)をよろしくお願いします🙇

最後まで読んで頂きありがとうございました!
ではまた!

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