ヘルシンキからエストニア日帰り船旅 #3 上陸
初めまして、タマハンクスです。
ヘルシンキから日帰りでエストニア・タリン旧市街に行ってきました。スニーカーがおすすめです。
前回のお話はこちら
エストニア上陸
2時間の船旅はあっという間で快適そのものだった。元々乗り物酔いは皆無なのだが、全く揺れを感じないので躊躇している人は騙されたと思って是非乗船して欲しい。
下船の際、どこが降り口なのか把握していなかったが、「人の波」とは有難いものでついて行ったらちゃんと下船できた(笑)
出来ればお手洗いも済ませておこう。旧市街でお手洗いが簡単に見つかるとは限らない。
2時間ぶりの地上。あいにくタリンは小雨。
「はいはい、傘ね〜。ん?ない?!」
どうやら折りたたみ傘をホテルのデスクの上に置いたまま出発してしまった。欧米人のように傘なしで歩くのが無理な私はターミナルに着くや否や1階左側にあるKIOSKに向かう。
取り扱い無し!すぐさま反対側にあるお土産店に移動。店員さんに傘の取り扱いがあるか確認し、場所を教えてもらう。やったー!と思ったのも束の間、折りたたみ傘はなく、長傘だけだった。すかさず店員さんが「待ってて」といって折りたたみ傘を持って来てくれた。黒、紺、黄色の3種類。悠長に色で悩んでいると他の客が「!!」と傘の存在に気付き群がってきた。慌てて黄色を確保、無事購入。これで一安心。これから行く方、傘は1階右側のお土産店にあります。
実はフェリーターミナルに到着したらすぐ旧市街ではない。旧市街へはバスもあるらしいが、徒歩でもあまり時間が変わらないのとせっかくなので街並みを楽しみたいので徒歩一択。
Google mapを開いたものの、やはりここでも「人の波」が役に立つ。フェリーから下船した人たちが目指す所は皆同じ。付いて行けば迷わない。
タリン旧市街
現代の街から突如タイムスリップした世界が現れるので驚く。
旧市街に入ると路がいくつにも枝分かれしている。更に「この建物素敵〜」とか「ここからの構図いいわ〜」と一心不乱に街並みを楽しんでいると何処にいるかわからなくなる(笑)
そのため、前もって地図を検索して入手しておくか、タリン旧市街の真ん中にあるラエコヤ広場のそばのTallinn Tourist Information Centreで地図を入手することをおすすめする。
英語だが無料のガイドツアーもあるらしい。ちょうど始まったばかりの団体が目の前にいた。ツアーに参加しても良かったが自分のペースで写真を撮りたかったのでやめておいた。でも口コミは良さそう。
なんか見たことあるなぁ…
ここタリン旧市街は『魔女の宅急便』の舞台らしい。何を隠そうジブリに疎い私(ナウシカで止まっている)。
だがこの作品はたまたま一度だけ観たことがあり、帰国してからこの事を知り、後から感動した。知らぬ間に聖地巡礼(笑) だから旅は面白い。
#4へ続く
追記
タリンのロシア大使館前には多数の抗議ポスター、メッセージ、写真がある。しばらくそこから動けなかった。侵略という危機感がない日本は、ウクライナとロシアで起こっていることへの関心が薄っぺらく感じた。やれ戦争のせいで物価が高くなるとかそういうことより、日々の平穏な生活が一瞬にして変わってしまう恐怖がエストニアにはある。
もしタリン旧市街に行かれたら、ロシア大使館前に足を運んでみて欲しい。