有休消化期間に車中泊で北海道旅行した話③
前回の続きです。
まずDAY1について書き留めていきます。
まずは大洗へ
前日夜は前職の同僚に壮行会を開いてもらい、焼き肉を食す。
旨い肉にビールと何より労いの言葉を貰い、会社や上司からはやり甲斐や報いは何も得られなかったが、一緒に戦ってきた同僚からは次の職場に向けて大いに自信を貰うことができた。
そんな夜を過ごし、早朝5時半の目覚めは予想外に二日酔いにはならずまずまずの調子。
5日間も外出するので、冷蔵庫に残る生モノで適当に朝ご飯用の弁当を作り食品ロスを抑えることに配慮しつつ、大洗へは7時前に出発。
愛知、茨城、北海道のガソリン価格を事前にチェックしたところ、愛知が一番安かったので最寄りのスタンドでギリギリまで給油した。
V90は長距離走ると燃費が極端に良くなる。
以前に紀伊半島を一周したときは14km/lとこのサイズのクルマとしては、なかなかの燃費を叩き出した。
全て高速で行けば6時間程度なので、最短での到着13時頃となれば大洗を観光できるくらいの余裕はある。
ただ、根が貧乏性なのとせっかく遠くまで行くのだから、東京を過ぎたら下道で北関東の景色を味わいながらの旅も悪くないと思いながらクルマを進めて行った。
浜松いなさJCTから新東名高速道路へ進路を向かわせ、
途中のPASA浜松で1回目の休憩。適当に作った弁当で朝食を済ませ、そこから120km/h区間を活用して素早く東へ向けていった。
ここまでは順調だったが東京インターからは渋滞にはまり首都高では時間を少々ロスしながら茨城県内へ突入。
守谷SAに到達するころには13時を迎えており、予定より少し遅れているがおなかが空いたので、ここで昼食をとることにした。
地域色の強いメニューはないかと探したけど、結果的に冷やし豚しゃぶ定食を食す。
守谷SAから少しクルマを走らせ、次のインターで降りてから294号線で大洗を目指そうとしたところで北関東特有のゲリラ豪雨みたいなのに遭遇。
雹だけは勘弁して欲しい!!と願いながら30分ほどで収まってくれた。
よく雹でクルマがボコボコになるとSNSで写真が沢山アップされるが、北関東の人たちはこの恐怖と同居しながら生活してるかと思うと恐れ入る。
そして大洗へ
そんなこんなでつくば市を抜け、大洗へは16時前ころに到着。
車検証とスマホを持ち、中へ入ると受付前にすでに同じく車検証を持った人たちが列に並んでいた。
ほどなくして受付が始まり、車検証でクルマのサイズを確認してスマホの予約メールを見せながら手続き完了。
ここで宿泊カードと苫小牧行きと書かれた紙を貰い、乗船手続きが完了。だいたい5分くらいかな。
出発まで時間があったので港を一度出て、近くの大洗シーサイドステーションにあるスーパーマーケットに寄ってみた。
納豆せんべいが置いてあったりして茨城を感じる。
野菜の値段が愛知より安く、生活しやすいのではと感じた。
店独自の軍艦をイメージしたハンバーガーのお惣菜など面白いものもあった。
後述するが、多分ここで夕食の弁当を買うのが正解だと思うが、ここではその発想にはならず。
17時ころに港に戻ると、乗船待ちのクルマがすでに並んでいたのでクルマを乗り場へ進め、苫小牧行きと書かれた紙をダッシュボードに置き、待機することにした。
結果的に、そこから1時間くらい待っての乗船だったのでもう少しフェリーターミナルの建物の中で待っていた方が良かったかも。
乗船前に何やら機械を持った係員がやってきて無言でその機械を突き出してくる。まるで飲酒検問のような感じで意味が分からなかったが、先程貰った宿泊カードのバーコードを読み取りに来たのであった。
ここはもう少し初見にも優しくして欲しいぞ三井商船と思った。
ついに乗船
大型トラックから乗船が始まり、フェリーにまるでクルマが吸い込まれてくように見える様子にテンションが上がった。
積み込み開始から30分ほどでして、ついに自車をさんふらわあ号にを積み込み。狭い地下駐車場みたいな感じで少々気を使いながら船内を走り、最後は誘導に従って駐車。
エレベーターで客室のある5階へ上がり、そこから展望デッキへ出てみると日が暮れていてなかなか素敵な景色が広かっていた。
フェリー飯の最適解とは?
荷物をロッカーへ収め、カプセルホテルみたいな部屋で少しマッタリして、夕食は何かあるのかな?と見てまわると食堂でバイキングをやってるとのこと。
夕食と翌朝のセット価格で3200円とレジャー施設らしい価格設定だったが、旅をしてると気が大きくなるので迷わず選択。
気になるメニューはビジホのバイキングみたいなもので、んーまぁまぁかな…と言った感じ(あくまでも個人の感想です。)
これなら大洗のスーパーで刺身とか弁当買って来たほうがコスパが良かったなと思うと、ロビーで弁当を食してる人を見かけ、帰りは弁当を買ってから乗船しようと誓うのであった。
目が疲れたので今日はこのあたりでおしまい。