より元気なカラダへ
先日、息子がひらがな「の」や「め」や「さ」を書くときに綺麗に左右逆に書いてるのをみて、何て器用なんだと、感心してしまいました。(親バカ)調べてみると、子供によくあることらしいですね。子供って上下、前後の理解はしやすいのですが、6歳くらいまでは、左右の理解があまりできないらしく左右逆の「鏡文字」を書くらしいです。成長とともに治るらしいですが。今日の本題は、「より元気なカラダへ」がテーマです。
最近暑いせいか運動不足の人が急増しているようです。まぁ当然ですよね。暑すぎます。普段歩く習慣のある人でもさすがに日中30分以上、出歩いたりするのは勇気がいります。
しかし、生活習慣病を予防あるいはコントロールするには、運動など体を動かすことは必要不可欠です。運動を怠っていると、血管年齢の低下だけでなく、骨も弱くなり脆弱性骨折(ときどき入院患者さんなどが急にリハビリしたりして骨折してます。)が起こりやすくなります。
増田整形心臓血管クリニックでは、以前から加圧トレーニング、加圧リハビリができる施設を併設しており、快適な環境での運動が可能です。(暑くて汗をかくだけでは痩せもしませんし、体によくありません。)では、なぜ加圧トレーニング、リハビリをお勧めするかを説明させていただきます。
加圧トレーニング・リハビリ
加圧トレーニングってなんだといわれる方多いと思います。ぼくも15年くらいまでは全く知りませんでした。ここで、加圧トレーニングのメカニズムを説明します。
まず、加圧トレーニングは腕や脚にベルトを巻いて締め付けます。
そうすると、血液循環が妨げられ、筋肉が低酸素状態になり、その結果、体内環境が変化します。加圧トレーニングは、ベルトの圧迫下で運動を行うため、血液による筋肉への酸素供給が制限されて、筋肉内がどんどん低酸素状態になっていきます。
筋肉の回復に必要な酸素が制限されると、持久力に優れていてるものの力を発揮するには大量の酸素を必要とする、筋肥大し辛い遅筋繊維の活動は制限され、筋肥大しやすい速筋繊維の活動が促されます。
加圧ベルトを締めることで、回復し辛い環境が作られるので、運動している部位には大量の疲労物質(乳酸)が溜まってきます。そして乳酸が溜まってくると、回復させようとする反応も高まり、成長ホルモンが大量に分泌されるのです。
通常のトレーニングを軽い負荷で行うと、主に遅筋繊維が使われるのですが(サイズの原理)、加圧トレーニングでは軽い重りでも速筋繊維が刺激されます。
そのため、けがをされたり、ひざが痛くて歩くのがちょっとと言われる方や、ご高齢で重いものが持てない方でもお勧めできるトレーニング方法で、特にご高齢の方に適しているとも言えます。
ポイントは「低負荷」、「短時間」、「短期間」です。
詳しくは、下記のリンクを参照してください。
加圧トレーニングをすることで、成長ホルモンの分泌が促進され、筋力だけでなく、
アンチエイジング
脂肪の代謝
にも影響します。美容にも効果があり美容目的でされている方もいます。
現在、当院の内科では、運動不足の方にはおススメさせていただいています。
次回は、増田整形心臓血管クリニックで行っている「高濃度ビタミンC点滴」についてお話しさせていただきます。
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