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陽だまり探し。

こんにちわ、Alenです😊

この冬の寒い時期、ついついやってしまうことが陽だまりを探すこと。

朝の底冷えした寒さの中を歩き、身体で受け止めていると息が詰まりそうになります。寒さが苦手な私は少しでも寒さから逃げようと、ビルの合間を掻い潜り陽だまりを探しながら歩くことが毎朝の恒例行事です。

陸地に打ち上げられた魚が水を求める様に、息がしたくて暖かみが欲しくて陽だまりに飛び込んでいく。

でもこの陽だまりにずっとは居られない。

仕事や時間に追われた平日ゆっくりなんか出来ない、だから次の陽だまりを探しながらまた歩き続ける。

時々、辺り一面が見渡せるような平らな町だったらいいのにと思います。

でもそんな願いは虚しく、この町には空まで届きそうな高層ビルが並び太陽を遮り影を作り出す。そこから産み出された影は外の気温より更に低く暗い気がします。

朝なのに暗くて寒い。昼なのに寒くて暗い。

私が個人的にこの町に抱くイメージはそんな感じです。

何でもお店が揃っていて何不自由なく暮らすことが出来るこの町ですが、冬になるとあんまり好きじゃなくなります。

好きじゃないというよりは、「自分の求める居場所ってここじゃない気がする。」という様な表現が正しい気がします。

一年通して聴こえる鼓膜に残る生活音や人混みの多さ、そして何不自由ない生活を送る為の引き換えで失った太陽の光。

今までは我慢出来ていたことが最近になって我慢出来なくなってきたのは、日本であれば田舎に海外であればヨーロッパに移住したい気持ちが強くなってきてるからだと思います。

その気持ちは前々からあったものの、去年からの一年間で自分を見つめ直す時間が格段に増え、時代がうねりをうつ今だからこそ自分の気持ちに正直でいたくなりました。

「どうせなら自分の心を癒せる様な場所に住みたい。」そんな思いが今、私の心の中で芽を出し成長している状態。

でもそう感じているのは私だけでなくみんな思ってることだと思います。人は何かにどこかに癒しや安らぎを求め心に平穏を必要としてる。

人によってその気持ちの強弱が違うだけなんですよね。

恐らく私はその気持ちが人より強くて、ずっと求めてます。「かじかんだ指先を暖めてくれるのは体温や暖房器具だけじゃない、何かが足りないだけなんだ。」と思っています。

陽だまりを人で例えると、『陽だまりの様な笑顔で笑う人』『陽だまりの様に温かい人』などと言われますが、私も自分の求める場所で生活しながらそんな人になりたいと思っています。

その目標があるから今は頑張れる。

明日も明後日もその先も『陽だまり探し』を続けようと思ってます。

いつかきっと、自分の求める居場所と出会うその日まで。


では今回はこの辺で終わりたいと思います。   最後まで読んで頂きありがとうございました!

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Alen
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