第37回 那覇マラソンへの挑戦 最終回
2023年12月3日、晴れ時々曇り、気温22度のマラソン日和の中で本大会は行われました。完走率は72.54パーセントとのことで、2万人ちょっとの大会参会者のうち、13692名が完走したとのことです。
私のリザルトとしては、未完走でした。17.3KM地点の具志頭地点でのリタイヤです。4年前の第35回大会38km地点でのリタイヤに続き、またもや完走できませんでした。
この挑戦に関する前回の投稿から、だいぶ間隔があいてしまったのは、私のトレーニング計画が大きく狂ってしまったためです。ここで少し私のトレーニング経過を説明させてください。10月には走る距離を4kmから10kmに伸ばし、11月からは更に距離を伸ばして、20km以上のロングを3本くらいは、最低でもやらないと半分のハーフ完走もままならないと思っていました。
ほぼ毎日ランニング練習をし、10月には8kmくらいは走れるようになり、いよいよ11月に入り10kmもなんとか走れるようになりました。ここまでは、まずます順調だったのです。
ところで、フルマラソンのためにどれくらい練習すればいいと思いますか?ランニングに関するYOUTUBEのある番組では、週の練習量の30パーセントまでは、なんとか故障せずに練習を続けられる走行距離だと紹介されていました。なので、42kmを体力を使い果たさず走り切るためには、週に140km練習しなければなりません。これは、まず普通の人には不可能でしょう。「週に120kmを目指して練習し、36km以降は、気合と根性で気力体力を振り絞って、ゴールする。」これが、来年の目標となるでしょう。しかし、これでも、ぼぼ毎日20km走らなけらばならないということです。う~ん、厳しい!。
そこで今年は、半分の週間60kmを目指して、ハーフを目標としました。これなら何とかできそうです。その練習の一環で、11月3日には18kmを目指して走り出しました。ところが、途中で右足股関節の外側が痛み始め、それでも少し無理をして16kmを何とか走り終えました。この股関節外側の痛みは、走ると痛むものであり、この日から5km以上走ると次の日は、痛くて走れなくなってしまいました。
そのため、観念してその後は、4kmだけ毎日走りつつ股関節の様子を見ました。その甲斐もあり、11月終盤には、だいぶ痛みがとれてきたので、どこまでいけるかわからなかったのですが、スタート地点に当日立った次第です。
大会当日、走っている間は、自分への挑戦でしたが、沢山の人と目的を同じくして走るのは楽しいものです。練習は楽しくありませんが、しみじみマラソン大会当日の楽しみを感じました。また、ギャラリーの応援も本当に有難たかったです。あと、これまであまり感じなかったのですが、ちゃんと完走して、完走証とメダルをもらっている人が本当に眩しかったです。
大会を終了して、1日あけた後、いつもの4kmコースを走りました。疲れはほとんどありません。来年の完走を目指して、トレーニングを続けていきたいと思いました。今回の挑戦は、脊柱管狭窄症を患い手術にをしてからの復帰戦でした。完走はおろかハーフまでも行けませんでしたが、練習に取り組んだ5月の時点での体調と今の体調では大きな違いがあります。あちこち痛いところは多いのですが、この調子で取り組めば、まだ、自分の体力に伸びしろがあることがわかりました。これからも精進して参ります。
本稿を読んでくださった方、お付き合いいただきありがとうございました。