「ちょっと気になるワイン用語」コトー・ブルギニヨンって？
こんにちは。世界12ヶ国のワインを扱うインポーター【アルコトレード】です！
公式Instagramアカウントの弊社の社長のアイコンでお馴染み「 #マックスの大冒険 」
定期的に投稿しているワインコラム「ちょっと気になるワイン用語」
今日は「コトー・ブルギニヨン」です！
フランスワインの二大巨頭と言ったらボルドーとブルゴーニュ！
ブドウ品種をブレンドして造るボルドーと違い、ブルゴーニュワインと言えば、赤はピノ・ノワールにボジョレー地区のガメイ、白はシャルドネやアリゴテなど、ほぼ単一品種で造ることで知られていますね。
今回ご紹介する「コトー・ブルギニヨン（AOC Coteaux Bourguignons）」とは簡単に言うと、複数の品種をブレンドするブルゴーニュのワインのこと！
白、ロゼ（クレーレ）、赤があります。
2011年に認定された全域AOCで、北部のシャブリ地区から南のボージョレ地区までのすべてのブルゴーニュ地方のブドウが使用でき、自由にブレンド可能なんです！
ブルゴーニュのワインというと８割がシャルドネとピノ・ノワールですが、コトー・ブルギニヨンで使われる主要なブドウ品種は、白ワインではシャルドネ、アリゴテ、ピノ・ブラン、ピノ・グリ、ムロン・ド・ブルゴーニュ（ミュスカデ）、赤ワインはピノ・ノワール、ガメイ、セザールと様々。
ブドウのブレンド比率の規定もなく、造り手が表現や個性を味わえるのも単一品種や単一畑とはまた違う魅力があります。
多くのワイン愛好家を魅了する銘醸地のフランス、ブルゴーニュ地方ですが、近年ワインの高騰や品薄が加速中！
ブルゴーニュ＝高額ワインのイメージを持つ人も多くなってきています。
親しみやすい味わいでコストパフォーマンスもいいと言われるカジュアルブルゴーニュのコトー・ブルギニヨンは今注目されるスタイルでもあるのでぜひ知っておきたいところ。
先日の投稿でもご紹介した、「ドメーヌ ドゥ ラ モネットのコトー・ブルギニヨン」の2本
今注目のコートシャロネーズ、メルキュレに拠点をおく自然派ワイナリーの造るコトー・ブルギニヨン
白は、シャルドネｘアリゴテ
赤は、ガメイｘピノノワール
自由な魅力たっぷりなブルゴーニュワイン！
ぜひお気軽にお試しください！
Domaine de la Monette
ドメーヌ ドゥ ラ モネット
2007年 設立 面積：12.5ha 生産量：5万本
ブルゴーニュ・メルキュレの自然派ワイナリー
若手醸造家が受け継ぐ伝統とエレガンス
Coteaux Bourguignons Le Petit Blanc
コトー ブルギニヨン ル プティ ブラン
アルコール 13% 辛口
品種 シャルドネ40%、アリゴテ60%
収量や収穫は徹底した管理下で実施。粘土質の区画。手摘みで収穫後選果。オーク樽で発酵。10ヶ月間500Ltのフレンチオーク樽で熟成（新樽20%）。タンジェンシャル濾過。DIAM5コルク使用。
フローラルなシャルドネのまろやかさと、アリゴテの爽快なバランスが絶妙な、珍しいブレンド。洋ナシのアロマや白い花、少し樽のニュアンスも感じられる。
Coteaux Bourguignons Cuvée 1395
コトー ブルギニヨン キュヴェ 1395
アルコール 12.5% ミディアムボディ
品種 ガメイ60%、ピノノワール40%
収量や収穫は徹底した管理下で実施。粘土質の区画。手摘みで収穫後選果。10℃で3日間の低温マセレーションの後ステンレスタン クで約25℃で21日間マセレーション。新樽を使用せず10ヶ月間228リットルのフレンチオーク樽で熟成。2種類の品種は一緒に醸造。
イチゴやサクランボなどの赤系果実のフレッシュなアロマと、なめらかなタンニンを持つ、フルーティで親しみやすく、バランスに優れ柔らかく心地よい一本。
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