ワインのシミって?
こんにちは。世界12ヶ国のワインを扱うインポーター【アルコトレード】です!
公式Instagramアカウントの弊社の社長のアイコンでお馴染み「 #マックスの大冒険 」
定期的に投稿しているワインコラム「ちょっと気になるワイン用語」
今日は「ワインのシミ」について。
これからパーティーなどでワインを飲むことが増える時期。
うっかり服やテーブルクロスにこぼしてしまったり、ワイングラスやボトルを落として割ってしまったり、はたまた知らない間にシミがついちゃっていることもありますよね。
特に困るのは赤ワインのシミ。
黒ブドウの果皮に含まれるポリフェノールの「アントシアニン」由来の色素が特徴です。
濃いワインほど落としにくいですね。
白ワインやスパークリングワインもそのまま放置していると黄ばんでしまったり、色が変わります。
目立たないからといってそのまま放置し厳禁です!
さて、今日はシミ取りの有名な方法をいくつかご紹介します!
【その前に!以下を注意してください!】
○デリケートな素材や色移りがするような生地など大切な衣類の場合は、必ず洗濯表示をチェック!
応急処置した後取れなかったら、自己流で工夫するよりよりもクリーニングに出したほうがいいかもです。
○時間が経つと落ちにくくなるので、ついてしまったらできるだけ早く対応するのが大切です。
○絶対に強くゴシゴシしない!
生地を傷めてしまったり余計にシミが広がることにも。
軽くポンポン叩くようにしましょう。当て布をするのもおススメです。
○グラスやボトルが割れてしまったら、細かいガラスの破片が生地に紛れているかもしれないので注意しましょう。
■まずはたっぷり濡らしたティッシュやおしぼりで応急処置!
こぼしてしてしまったら、まず少しでも早く拭いてください!
ワインは水溶性なので、水を含ませたもので軽くポンポンポンと。
広げないように叩くようにして汚れを浮かせます。
あればスポンジ、時に柔らかい歯ブラシなども使って。
こすりすぎないのがポイントです。
その後は洗濯して、まだ取れない場合は他の方法を試しましょう!
■炭酸水
味や香りのついていない炭酸水をかけるのも有名なテクニック!
炭酸水の二酸化炭素がワインのシミを浮かせてくれると言われています。
トライしてみるのもいいかも。
■塩
塩が水分を吸収する性質を利用したテクニック!
シミ部分に直接塩を分厚めに乗せてしばらく置きます。
その後、ぬるま湯や水で軽く揉みだすようにてから布で拭きます。
テーブルクロスやカーペットなど範囲広めなところににこぼした時、塩を多めに振りかけるやる人も多いですね。
その他、温めた牛乳に漬けて脂肪分に吸収させたり、クエン酸やレモン、
そして赤ワインのシミを落とすのに白ワインを使う方法もあるとか!?
やったことないのですが、どうなんでしょうかね?
■洗剤などを使う
濃い色素がしつこく残る場合は、食器洗い用の中性洗剤を使用したりもします。
時間が経ったものは酸素系の漂白剤を使うのも有効です。
オキシドールや重曹、セスキ炭酸ソーダなんかを使用する人もいるとか。
これらは落とす効果が強いですが、一方生地を傷める可能性が高いのでよーく洗濯表示と、洗剤の注意事項などを確認してくださいね。
■うっかりさんはシミ取りアイテムを常備!
ペンタイプやウエットティッシュタイプは携帯にも便利です。
ソースなど料理のシミに対応しているものもあります。
大容量のものは飲食店に常に置いておくといいですね。
小分けのウエットシートタイプはお客様にお渡しすると喜ばれますよ。
薬局やワインショップ、オンラインなどで購入できます。
調べるといろんなワインのシミを落とすアイディアが出てきますが、大切な衣類やカーペット、ソファーなどを逆に傷めないことが大切。
なかなか取れない場合、染み抜きのプロのクリーニング屋さんに出してくださいね。
ワインと上手に付き合いながら素敵なワインライフを♪
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