ダイヤモンド
こんにちは。全世界13ヶ国のワインを扱うインポーター【アルコトレード】です！
ただ今定期的に【ブドウ品種】をテーマにご紹介しています！
本日の品種は【ダイヤモンド】
別名「ダイヤモンド・ブラン Diamond Blanc」「ムーアズダイヤモンド Moore's Diamond」とも呼ばれ、
1880年代に「コンコード Concord 」ｘ「アイオナ Iona」の交配品種で誕生。
甘口から辛口、スティルワインからスパークリングワイン、はたまたテーブルワインやブドウジュースまで造られる品種で、単独だけでなくブレンドもされます。
親であるコンコード似のフレッシュなブドウの風味を持っていますが、より軽く穏やかで、フォクシーフレーヴァーと呼ばれる北米系統のブドウ「ヴィティス・ラブルスカ」にみられるブドウジュースのような香りは強くはありません。
甘味と爽やかな酸味のバランスのある辛口タイプにはグリーンリンゴ、レモン、ミネラル、甘口タイプには熟したパイナップルやトロピカルフルーツのジューシーな風味があります。
ニューヨーク州の生まれのブドウ品種でフルーティーな白ワイン、ということはニューヨーカー？と自由の女神が浮かんできちゃいますが、マンハッタンではありません！
ニューヨーク州北西部で、州の90％のワインを造る最大のワイン生産地「フィンガー・レイクス 」で主に栽培されています。
11の湖の総称で南北に細長い湖はまさに指のように並んでいます。
カナダに近い冷涼な地域にもかかわらず、多くの湖があるため冬でも比較的暖かく、秋の収穫と春の霜を防いでくれブドウ栽培に適した地域なので、意外なことに100軒以上ワイナリーががあります。
北アメリカの野生種やラブルスカ系の品種の他、高品質な冷涼地域のヨーロッパ品種も育てられています。
家族経営の小規模なワイナリーが中心なのでほとんどで、冷涼な気候をいかした高品質なワインを生産しています。
今日ご紹介するワイナリーはマンハッタンから車で４時間ほど、ニューヨーク州の北西部のセネカ郡のオヴィッド（オーヴィッド）にあるワイナリー。
カナダとの国境や、ナイアガラの滝など五大湖に近いフィンガー・レイクス地方の、一番細長い湖の「カユガ湖」と、一番深く面積の広い湖の「セネカ湖」の間に位置しています。
Thirsty Owl Wine Company
サースティー・アウル・ワイン・カンパニー
2001年フィンガーレイクに設立。現在は2代目のジョン・カップが社長を引き継ぎ、以来生産量は10倍以上に増え、サースティ・アウルは数々の権威ある賞を受賞する名の馳せる会社となりました。
この地域で唯一のマルベック、シラーをはじめユニークなブレンド、アイスワインなど、この個性あふれる土地の特徴を反映した高品質のシグネチャーワインを生産しています。
Thirsty Owl Diamond
サースティー・アウル ダイヤモンド
アルコール 11.5％
甘口
品種 ダイヤモンド 100%
自社農園のブドウとセネカレイクヴィンヤーズの3つの畑のブドウを使用。
低温発酵でブドウ元来の特徴が 高まり保たれている。
甘さと酸味のバランスに留意して醸造。
みずみずしいブドウの風味とアロマにあふれ、心地よいワイン。
実はカリフォルニア、ワシントンに次ぐ、全米第3位のワインの生産地の
ニューヨーク州。
なかなか普段見かけることのない地域、そしてブドウ品種のワインですが、出会えたらぜひフルーティーな甘口ワインでほっと癒されてみてください！！
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今夜もアルコトレードのワインに「乾杯！！🍾」
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