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「ちょっと気になるワイン用語」サーベラージュって?

こんにちは。世界13ヶ国のワインを扱うインポーター【アルコトレード】です! 

公式Instagramアカウントの弊社の社長のアイコンでお馴染み#マックスの大冒険

定期的に投稿しているワインコラム「ちょっと気になるワイン用語」

今日は【サーベラージュ】についてです!


ワインの開け方はいろいろありますよね。
スパークリングワインを開けるのが苦手な方も多いと言われます。

今日はパーティーシーズンにピッタリなスパークリングワインの開け方をご紹介いたします♪


「サーベラージュ/サブラージュ(フランス語で sabrage)」「サーべリング(英語でsabering」は、刀(剣)を使ってシャンパンやスパークリングワインのボトルの首を、コルクごと勢いよく切り落として開ける方法です。

包丁やスプーン、ワイングラスの脚でも行っている動画を見たことがある方もいるでしょうか?

専用の刀は「サーベル(サーブル)・ア・シャンパーニュ(sabre à champagne)※」、英語では「シャンパン・ソード(champagne sword)」とも言われます。
(※実は語源は「sabler」と「sabrer」の2つ説もあるそうです)

ボトルの首を切り落とすためにデザインされていて、中世の騎士のような柄や刃に装飾が施された豪華なデザインのものもあります。
ワイングッズやソムリエナイフのカタログで見たことがあるかもしれませんね。(なかなかいいお値段します)


いつから始まったかというのは、諸説あるそうです。
調べてみると、ナポレオン戦争時代の軍の騎士たちの儀式から流行した説が有力みたいな感じです。
中世のフランス兵士が勝利の祝い酒を飲む際に行ったという説、
フランスの海軍が戦場に赴く兵士を送り出すための景気づけとして航海の無事と戦いの勝利を願い行っていたという説、
…などなど、基本的にフランスの軍の儀式や祝辞、勝利祈願などかかわることが多いので、
日本でもセレモニーや結婚式、門出を祝う席など華やかなパーティーで行うことが多いです。
特別なイベントのパフォーマンスとして盛り上がりますね♪

経験豊かなソムリエやワイン好きでもあまりやったことがない人が多いこの開け方。
実はコルクだけが飛んで抜けるのではなく、ボトルの口の部分のガラスごと割って飛んでいきます!

ポイントは力まかせにするのではなく、ボトルの中のガス圧を利用しコルクを吹き飛ばします。
まずはよ~~~く冷やしたボトルをなるべく水平に近い斜めに傾け、刃をボトルの口の部分の継ぎ目に沿って滑らせこすります。
継ぎ目に軽くカツン☆と当たるショックでヒビが入りガス圧で分離し、ボトルのつなぎ目のガラスとコルクが一緒に飛んでいきます。
空いたらガラスが入らないように&噴き出さないように、腕を伸ばしスイっと "カッコよく" ボトルを軽く斜め上に立てるのもポイント!

綺麗に切れた時はコルクと首がくっついたままですが、失敗すると瓶の口が粉々に割れてしまったり、最悪瓶が真っ二つに切れてしまうこともあるそうですしケガに繋がります。

成功したとしても大量のガラスの破片が入って飲めなくなってしまうこともあります。
混入した可能性のあるガラスの破片を洗い流すために、最初は少量を注ぎ、破片がないかまずは確認しすることも大事です。

安全に行うためには正しい技術と経験がマスト!
ケガや事故防止のためにも手袋を着用し、行うときは周りにに人がいないことを確認し、広い場所や高い天井など、安全な場所で行いましょう。

割れたり破片が入ったり、ほとんど噴き出して全滅なんてことになるとせっかくのシャンパーニュはもったいないですし、
公園や野外などで安いスパークリングワインで練習する人も多いですよ!
まずは経験者と一緒に行ってくださいね!


このホリデーシーズンはサーベラージュはしなくても(笑)
ぜひとっておきのシャンパーニュで乾杯なんていかがでしょうか?

L.Bénard-Pitois(L.べナール-ピトワ)


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