短歌

思春期に少女の秘密が育つのは パニエの下のドロワーズのなか

折れ曲がる僕の日陰で透きとおり 夏に色づくきみはプリズム

行くあても無くて煙草に火をつける 夢の世界を待ちぼうけの夜

あの星の紡ぐ言葉で流れ出す 海のなごりがまぶたの裏から

ナウプレを堂々巡りの毎日は 聞いたことある音楽ばっかだ

彼氏とかムカつくこととかバイトとか 悪口吐いて今日を生きる女子

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