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実は経営者こそお金の問題から逃げがち
愛知県のリサイクルカンパニー
豊アルケミー株式会社 代表の桐山です。
地方で子育て・教育・地域に携わって生活している企業経営者です。
経営者を名乗っているのに、お金と向き合っていない人が多いなあと感じるこの頃です。
お金の苦労を知らないボンボン経営者ならいざ知らず、創業経営者でもお金に向き合っていない人が意外と多いという実感があります。
彼らには「儲けたい」という気持ちはあります。
むしろ人一倍それは強いです。
それは良いことだと思います。
ですが、なぜかお金の問題から逃げてしまいます。
一つは会計や簿記など知識を得ることに面倒くささを感じていることです。
誰しも知識が備わった状態で経営を始めるわけではありませんし、知識はあっても体験とリンクしないとあまり意味はありません。
知識と経験が一体となることが必要です。
あと売上が増えれば、利益も増えると勘違いしている経営者も多数います。
二つ目は、お金の問題を相談する相手がいないことです。
金融機関は相談相手と捉えないほうがよいでしょう。あくまで取引先であり、彼らの提案をどう受け止めるかは自分の判断になります。
腹を割って話せる経営者の仲間がいればよいのですが、商売関係なくお付き合いできる関係を作るのはなかなか難しいものです。
三つ目、現実を知りたくないという心理。
これが最も大きな問題です。
学校のテストと同じで、うまくいっていないと感じたら、たいていうまくいっていません。
むしろ想像以上に悪いものです。
当社では融資を行っていただいている金融機関様に対し、毎月、月次決算の報告をしています。
内容が良くても悪くてもです。
別に求められているわけではありませんが、融資側からすると不安要素は少ないと思います。
このようなことをずっと続けているので、基本的に融資のお願いをしたことはなく、ほぼ全て先方からのご提案ばかりです。
金融機関の担当の方が言うには
「急に融資の依頼を受けると警戒する」
とのことです。
それならばと、必要書類の提出を求めてもなかなか出てこない、そうです。
経営者はお金にきっちりしていると思われる方もいるかもしれませんが、実際にはこのようなことが多いのです。
それでは!