金利のある世界 あなたも私もはじめまして
愛知県のリサイクルカンパニー
豊アルケミー株式会社 代表の桐山です。
地方で子育て・教育・地域に携わって生活している企業経営者です。
「実は就職してから金利のアップをお願いするのは、今年になって初めての経験なんです」
当社では現在、設備投資を計画しており、金融機関に融資のご提案をお願いしているところです。
冒頭の台詞は金融機関の係長クラスの方が言われたことです。
たしかに日本では長らくゼロ金利、マイナス金利政策が続いてきましたが、2024年3月に日銀の方針転換により、17年ぶりの利上げが行われました。
ゼロ金利政策がスタートしたのが1999年とのことで、四半世紀が経過しています。
1999年といえば、私はまだ学生で経営どころか、恥ずかしながら金融の知識もほとんどありませんでした。
最近、住宅ローンや借入金の金利アップのお知らせがいくつも届きます。
変動金利で契約しているので、当然なのですが、借りた当時は金利が上昇するイメージは私自身にはほとんどありませんでした。
経営者となって10年が経ち、いくつかのパターンの融資を経験しました。
好条件で融資してもらえるよう財務体質を強化し、
「いかに金利を低くしてもらうか」
ということに重点を置いてきました。
しかし、そもそもが低金利なので低くしてもらうにも限界があり、コンマ1%以下の金利差など実質的な意味はあまりなかったと思います。
しかしフェーズが変わってきました。
日本はまだまだ低金利ですが、アメリカをはじめ世界はしっかり金利のある世界になっています。
今の日本の状況では、大きく金利を上げるとは思えませんが、雰囲気的には上げのトレンドではあると思います。少なくとも日銀はそう考えています。
金利上昇フェーズは初めての経験です。
まずは新たに知識を得て、学ぶことが必要です。
変化に対応できたものが生き残ることができます。
今はYouTubeなどで有益な情報を得ることができます。
昔の経営者に比べると、今は恵まれた環境だと思います。
情報があるのは本当にありがたいことです。
自分なりの仮説と対比しながら、今後の対応を決めていきたいと思います。
それでは!
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